特集

  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石川県立美術館
  • 2021年12月15日 • 特集
  •   大切なものは、目に見えない。 皮膚感が捉える。 美は、香りと気配(ケハイ)を持つ。   蓋鋺(フタマリ) 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 8世紀 東京国立博物館蔵  蓋(フタ)つきの小さな容器。 仏前の供養のための器。  胴の部分に、いくつかの線が刻まれ、 わずかに装飾されている。  そして容器の足の裾(スソ)が広がり、 安定し、また堂々としている。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/DEVELOP石川県立美術館   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石川県立伝統産業工芸館
  • 2021年12月14日 • 特集
  •   思い通りにならない、 イラつきます、本当に。 —美は、想定の内と外を跨ぐ(マタ)ぐもの。   右隻には日本に到着した黒い南蛮船、 南蛮寺に向かうカピタン・モールの一行、 左隻には白い唐船が入港する中国の港町。  商人、役人、見物人、宣教師、眺める僧侶、遊女など、 賑わい細部まで丁寧に描きながら調和を取る。  日本と中国の港、屏風の間に旅が観える。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/SKILL石川県立伝統産業工芸館   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石川県七尾美術館
  • 2021年12月14日 • 特集
  •   美は構成されている。 構成を崩す美もある。 計算された崩しは、間(マ)と呼ばれる。    八橋(ヤツハシ)蒔絵螺鈿硯箱(スズリバコ) 江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵  平安の歌物語、「伊勢物語」第九段 三河国八橋の情景。  漆で描いて金銀を蒔く蒔絵で、 貝殻の真珠層をはめ込む螺鈿で、 大胆に立体的にデザイン化。  王朝文化を再生!   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/EMBODIMENT石川県七尾美術館   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石川県九谷焼美術館
  • 2021年12月14日 • 特集
  •   大丈夫。 美と味覚は、 認識の可動域を広げてくれる。   黒田清輝 「湖畔」 明治30(1897)年 東京国立博物館蔵 樺山愛輔氏寄贈  明治時代に洋画壇をリードした黒田が、 箱根・芦ノ湖でのちに妻となる女性をモデルにする。  パリで外光を描く技法を学んだ後、 日本の夏を、淡くしなやかに描く。  水分を含む空気、 日本独自の洋画表現。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/ART石川県九谷焼美術館   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石清水八幡宮
  • 2021年12月13日 • 特集
  •   サムライは、そもそも 宮廷にさぶらう(侍らう)もので、 無常を知るもの。   梨地螺鈿(ナシジラデン)金装飾剣(キンソウノカザリダチ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵  朝廷儀式のための飾りの剣。 高い位の貴族が、天皇の許可を受けて帯びた。  柄はサメ皮で包み、測り(分銅)の形のツバ(鍔)、 サヤ(鞘)に、メッキで葉や枝をもつ菊の文様、 間にオナガトリ(尾長鳥)を、螺鈿で表す。  ほっそりとわずかに反る、和様の好み。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/IMPERIAL石清水八幡宮   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石上神宮
  • 2021年12月13日 • 特集
  •   国のカタチは、領土ではなく、 豊穣のシステム。 技術と祈りで構成された。   法隆寺 土塀 GO TOKYO ONLINE ロケ地  西院と東院の伽藍をつなぐ参道に続く土塀。 中国・万里の長城にも使われた工法で作られた。  板ではさんで間(マ)を作り、土を入れ押し固め、 繰り返し何層も積み上げる、ミルフィーユのように。  技と手間のが、時空を超える造形を作り、 世界遺産となる。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/AGRICULTURE石上神宮   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石州和紙会館
  • 2021年12月13日 • 特集
  •   王朝貴族の場は、 読み書き、言の葉。 貴族は、言語化する生き物だった。   扇面(センメン)法華経冊子 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵  扇の形の紙を冊子にし、 法華経の守護神を平安貴族女性の姿にし、 貴族や庶民の暮らしを描く。  雲母(ウンモ、キラ)の粉を、地塗りして、 薄く延ばした金・銀の切箔(キリハク)を散らす。  月夜に、絵柄を透かして煌(キラメ)く。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/SKILL石州和紙会館   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石山寺
  • 2021年12月12日 • 特集
  •   王朝貴族は、 歌を書とし、 美を言語化する。   古今和歌集巻十九断簡(ダンカン)(高野切 コウヤギレ)伝紀貫之筆 平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵  醍醐天皇(885-930)の命により編纂された古今和歌集。 マキモノの一部を切り、掛軸などに仕立て直すのが、断簡。  切れ目なく続き、切れ味の鋭い筆線で、 明るく流動する美しい仮名文字。 平安貴族の書道の手本。  豊臣秀吉が高野山の僧に与えて、高野切という。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/STORY石山寺   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石見神楽
  • 2021年12月12日 • 特集
  •   もういつく寝ると、お正月。 動きのあるイマジネーションこそ、 日本の美。   台付からくり輪舞(リンブ)人形 茗荷屋半左衛門(ミョウガヤハンザエモン)作 江戸時代 正徳3(1713)年 東京国立博物館蔵  台座の棒を回すと、 三味線の音に合わせて回転する、 からくり輪舞人形。  繊細な細工のミニチュア、ひなを、 愛おしく感じる日本人。  イマジネーションを楽しむ、それは美。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/GATE石見神楽   https://gotokyoonline.org/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-石見畳ケ浦
  • 2021年12月12日 • 特集
  •   そろそろと、まだまだを 取り持つ絶妙(ゼツミョウ)の間、 感性の美。   寛永寺 葵の間 GO TOKYO ONLINE ロケ地  1625年に徳川将軍家が建立した上野・寛永寺は、 江戸城と江戸の街を守護する。  徳川慶喜(1837-1913)は、慶応3年(1867)に大政奉還し、 鳥羽伏見の戦い後、徳川宗家の家督を譲り、 翌年の早春、寛永寺書院「葵の間」に蟄居する。  慶喜は、江戸城と江戸の街を戦火から守る。   色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/ROCKS石見畳ケ浦   https://gotokyoonline.org/  

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