ナショナルトレジャー

  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-鹽竈神社
  • 2023年7月3日 • 特集
  •   両刃の西洋の剣。 片刃の日本の剣、 —機能性を追わずの美。   梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ) 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵  11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1840)が、 江戸幕府を開く家康公の命日に、東照宮に奉納の太刀。  サヤの上部を、ツカもまく糸で巻く、 格調高い太刀の外装(拵 コシラエ)。  漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、 梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  鹽竈神社  https://gotokyoonline.org/court-agriculture-a/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-閼伽流山 明泉寺
  • 2023年7月3日 • 特集
  •   国宝は情報で、 美は実感。 美の認識は、揺るぐもの。   青磁茶碗 銘 馬蝗絆(バコウハン)三井高大寄贈 中国・南宋時代 13世紀 東京国立博物館蔵  日本に伝わる青磁茶碗を代表する。 銘は、カスガイ(鎹)を馬の背のイナゴ(蝗)に見立て。  室町時代将軍足利義政(1436-1490)が、 ひび割れた茶碗の代品を中国・明に求める。  しかしこれほど優れた品はもう作れないと、 鉄のカスガイで修理の上、戻された名品。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  閼伽流山 明泉寺  https://gotokyoonline.org/syncretism-cleansing-b/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-閼伽流山
  • 2023年7月3日 • 特集
  •   古代、遺(ノコ)す意思なし。 生は常(ツネ)、死も常。跡こそ現実。 輝き輝くが、ツネの現実。   火焔土器 縄文時代(中期) 前3000—前2000年 東京国立博物館蔵  縄文人の宇宙観を表しているとも言われる 不思議な世界を表現する。  眼が奪われる装飾の上部。 渦巻き状で装飾の下部。  頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、 積み重ねる技がそれを生み出す。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  閼伽流山  https://gotokyoonline.org/syncretism-clearance-b/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-蹉蛇山金剛福寺
  • 2023年7月2日 • 特集
  •   シルクロードの文明は、 慈悲。 日本の美は、 情感。   伎楽(ギガク)面 酔胡王(スイコオウ) 法隆寺献納宝物 飛鳥〜奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵  7~8世紀ごろ流行した音楽劇の仮面。 造型的にも素晴らしい日本最古の仮面。  ギガクは飛鳥時代に大陸から伝えられ、 奈良の大仏開眼(完成)の際にも披露。 鎌倉時代以降、実態ははっきりと知れない。  酔胡王とは、酔うペルシャの王。    色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  蹉蛇山 金剛福寺  https://gotokyoonline.org/syncretism-conscious-b/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-萬翠荘
  • 2023年7月2日 • 特集
  •   プロスペクティブ(奥行き)の 作意が都会的。 窓も情報化が現代的。 近代日本は、内に灯(アカリ)を保つ。   志野茶碗 銘 振袖 安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵  柔らかいモグサの土を使い、 真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、 少し張りのある胴。  鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、 白いユウヤクをかけて焼く。  温もりと振動のイマジネーション。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  萬翠荘  https://gotokyoonline.org/court-festival-b/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-磊々峡秋保大滝
  • 2023年7月2日 • 特集
  •   清少納言。 春は曙。 美は肌で感じるもの!   皇居 正門 GO TOKYO ONLINE ロケ地  江戸幕府の本拠地、江戸城は戦火を避け 明治維新後、皇居となり、大名屋敷跡は官庁街に。  2つのアーチの石橋を渡る西の丸大手門が、 明治22(1888)年より正門となる。  ツネ皇宮警察が守護する門は、 1月2日と天皇誕生日の一般参賀に開かれる。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  磊々峡・秋保大滝  https://gotokyoonline.org/island-water-a/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-當麻寺当麻寺
  • 2023年7月1日 • 特集
  •   A.Iは、平面マトリックス、 曼荼羅は、多面マトリックス。 推測と造形の未来!   斑鳩(イカルガ) GO TOKYO ONLINE ロケ地  飛鳥と法隆寺をつなぐ太子道(筋違道スジカイミチ)は、 北北西に20度ズレ、真っ直ぐに延びる道。  斑鳩は、大和川の水運で難波とつながる都市として設計。  古代ソポタミアやペルシャでは、 冬至の日に、豊穣を司る水の神星、シリウスと 正対する北北西に20度上に神殿都市が作られた。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  當麻寺(当麻寺)  https://gotokyoonline.org/syncretism-remnant-b/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-彌彦神社
  • 2023年7月1日 • 特集
  •   重(カサ)ね、襲(カサ)ねて、 飛躍はしない宮廷の美—、 グラデーション(段階的変化)。   扇面(センメン)法華経冊子 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵  扇の形の紙を冊子にし、 法華経の守護神を平安貴族女性の姿にし、 貴族や庶民の暮らしを描く。  雲母(ウンモ、キラ)の粉を、地塗りして、 薄く延ばした金・銀の切箔(キリハク)を散らす。  月夜に、絵柄を透かして煌(キラメ)く。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  彌彦神社  https://gotokyoonline.org/court-agriculture-b/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-嚴島神社
  • 2023年7月1日 • 特集
  •   日本の美は、 道理と都合の間も 取り持つ。   松林図屏風 長谷川等伯(トウハク)  安土桃山時代 16世紀 東京国立博物館蔵  粗いソクヒツ(速)筆で大胆に描く、 閑静で奥深い表現。  モヤに包まれ見え隠れする松林に、 何気ない風情。  故郷の石川・七尾の海岸とも重なる、 息子と死別した頃の作品。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  嚴島神社  https://gotokyoonline.org/court-art-b/  

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  • ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-偕楽園
  • 2023年6月30日 • 特集
  •   牧歌性。 古代からの範(ハン)に触れる。 庭園に、「常輝の太陽」と「常欠の月」。   土偶(左前) 山梨県御坂町上黒駒(ミサカチョウカミクロコマ)出土 宮本直吉氏寄贈 縄文時代(中期) 前3000—前2000年 東京国立博物館蔵  春の桃の花まつりで有名な山梨県の笛吹市で出土。  奇怪な顔と形の上半身。 目尻が鋭く吊り上がり、人の顔というより獣の顔。  胸に当てられた左手の三本指のサイン。 この時期の土器につけられる、人体や 動物の装飾にみられる。   色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO  偕楽園  https://gotokyoonline.org/samurai-garden-a/  

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