旅学協会

　 平安時代日記は、教本。　貴族は季節ごと、日ごと、　美を言語化した。 　 古今和歌集巻十九断簡（ダンカン）（高野切　コ…

　 神話は、遺伝子上の記憶で、　守られる感覚。　生存のため、みんな受け継ぐ。 　 法隆寺　夢殿　奈良時代　GO TOKY…

　 不安、先行き。　美、出会う今。　さて、どっちに目付け？ 　 花下遊楽図屏風　（カカユラクズビョウブ）　江戸時代　１７…

　 幻想は不安が母、　美は現実も母。　大丈夫。 　 明恵（ミョウエ）上人夢記（ユメノキ）　鎌倉時代　１２世紀　奈良国立博…

　 美は不要な戦闘集団。　美は必需なサムライたち。　美は、刹那主義を回避する。 　 梨地葵紋蒔絵糸巻太刀（イトマキノタチ…

　 情報化時代のスマートさ。　日本の美の脈打つ温もり。 　 伊万里焼のぞきからくり　江戸時代　１８−１９世紀　九州国立博…

　 日が、時の尺度の時代。　日の昇りは、肌で知る。　だからお天道（テントウ）さまには、　逆らえない。 　 土偶（左前）　…

　 日本は近代化はしても、　心の可動域を保ち、　プロスペクティブ（奥行き）は残された。 　 鷹見泉石（タカミセンセキ）像…

　 古代は皮膚で認識。　生は「脈動」、死は「静止」。　それらがただ巡ると。 　 東京国立博物館　法隆寺宝物館（正面）　G…

　 想いの小船を連ね、岸を超える。　イマジネーション、　淡さこそ、　貴族の美。 　 法華経方便品（ホウベンボン）竹生島経…