- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-慈照寺
- 2021年10月22日 • 特集
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古代、生は常(ツネ)で、死も常。 遺(ノコ)す意思はなく、跡こそ現実。 輝く、輝くが、ツネの現実。 火焔土器 縄文時代(中期) 前3000—前2000年 東京国立博物館蔵 縄文人の宇宙観を表しているとも言われる 不思議な世界を表現する。 眼が奪われる装飾の上部。 渦巻き状で装飾の下部。 頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、 積み重ねる技がそれを生み出す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/CLEASING 慈照寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-慈光寺
- 2021年10月22日 • 特集
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道理と理屈。 道理は通る、理屈は捏(コ)ねる。 神仏は道理を説き、 美に理屈はない。 須恵器 装飾付脚付広口壺 福井県美浜町獅子塚古墳出土 古墳時代 6世紀 東京国立博物館蔵 5世紀朝鮮半島南部から渡来した須恵器は、 ロクロを使い窯で焼く。 防水性が高いが、煮炊きに不向き。 脚のついた壺の肩に、 横向きに3頭、縦向きに3頭の動物をレイアウト。 横向きはタテガミで馬のよう、縦向きは犬のよう。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/FESTIVAL慈光寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-雌淵雄淵公園
- 2021年10月22日 • 特集
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恐れはなくならない。 美もなくならない。 和すれば、事態は変りゆく。 色絵花鳥文大深鉢(オオフカバチ)—伊万里(イマリ)・柿右衛門(カキエモン)様式 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 柔らかく暖かな雰囲気、 九州・有田の柿右衛門のスタイル。 平安時代から和様の花鳥図を題材に、 暖色系の色彩で描かき、 非対称、乳白色の余白、豊かな構図。 また茶発色のウワグスリで、口縁を飾る。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOREST雌淵雄淵公園 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-資生堂ギャラリー
- 2021年10月21日 • 特集
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モダニズム。 都会性。 縛るものを一つ一つ解きほぐす美。 十一面観音立像 奈良〜平安時代 8〜9世紀 奈良国立博物館蔵 少年のような可憐な表情をもつ十一面観音像。 春日大社の信仰とかさなり合う仏像。 半身をまく細長いジョウハク(条帛)の腹部に、 華麗な彩色と、キリカネ(截金)が少し見える。 キリカネは、金箔などを焼き合わせ細く直線状に切り、 筆で貼る文様の伝統的な表現技法。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/STREET資生堂ギャラリー https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-資生堂アートハウス
- 2021年10月21日 • 特集
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江戸が終わり、蒸気が文明になる。 ガス灯、電気に変わり、一人の旅が始まった。 旅に、美意識を忘れずに。 寛永寺 常憲院霊廟(ジョケンインレイビョウ) GO TOKYO ONLINE ロケ地 江戸幕府5代将軍、徳川綱吉(ツナヨシ)の霊廟。 1625年に徳川将軍家が建立した、 上野・寛永寺は、徳川将軍家の菩提寺。 門柱が前後左右の四脚の門、 銅の瓦の屋根、前後に丸い軒のカザリ。 軒下には金の下地に、透し彫りの葵の紋。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/STYLE資生堂アートハウス https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-志波城古代公園
- 2021年10月21日 • 特集
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宮廷の美。 冬はつとめて(早朝)と、清少納言。 美意識があなたを守る! 古今和歌集巻十九断簡(ダンカン)(高野切 コウヤギレ)伝紀貫之筆 平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵 醍醐天皇(885-930)の命により編纂された古今和歌集。 マキモノの一部を切り、掛軸などに仕立て直すのが、断簡。 切れ目なく続き、切れ味の鋭い筆線で、 明るく流動する美しい仮名文字。 平安貴族の書道の手本。 豊臣秀吉が高野山の僧に与えて、高野切という。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/PARK志波城古代公園 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-志度寺
- 2021年10月20日 • 特集
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美は構成されている。 構成を崩す美もある。 計算された崩しは、間(マ)と呼ばれる。 八橋(ヤツハシ)蒔絵螺鈿硯箱(スズリバコ) 江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵 平安の歌物語、「伊勢物語」第九段 三河国八橋の情景。 漆で描いて金銀を蒔く蒔絵で、 貝殻の真珠層をはめ込む螺鈿で、 大胆に立体的にデザイン化。 王朝文化を再生! 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/AMULET志度寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-志賀高原ー大沼池
- 2021年10月20日 • 特集
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温もりに美、 脈動に美。 皮膚感が、正解の日本の美。 聖護院の庭 浅井忠 明治37(1904)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈 佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、 文明開化でフランスに留学した浅井。 光の微妙な変化が現れる水辺で、 自然観察し、日々写生した。 留学から帰国後、京都に移住し、 自宅近くの聖護院から描く水彩画の作品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOREST志賀高原ー大沼池 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-市立函館博物館
- 2021年10月20日 • 特集
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心の機微が解らないのを「野暮(ヤボ)」といい、 場の流れが見ないのを「盆暗(ボンクラ)」といい、 心身の始末をつけて、「鯔背(イナセ)」といった。 葛飾北斎 凱風快晴 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 晩夏から初秋、朝日に染まる赤富士。 ベルリアンブルー(ベルリンの藍)で際立たす。 西洋から立体描写を学び、 木版画の平面に色彩の組み合わせ、 奥行きを描く。 西洋の印象派にも影響を与える。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/AIR 市立函館博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-市島邸
- 2021年10月19日 • 特集
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欧米への憧れ、物質と開放性。 近代、「学びは外、気づきは内」を 守ろうとする人たちがいた。 法隆寺 金堂 GO TOKYO ONLINE ロケ地 金堂は法隆寺西院、最古の建築の伽藍(ガラン)。 出の深い軒を、ハリ(梁)やタルキ(架)を支える部材が、 色褪せぬ安定した美を造りだす。 金堂の壁画は7世紀末頃描かれ、 インド・アジャンター石窟群の壁画と共に アジア古代仏教絵画の代表とされる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/MIND市島邸 https://gotokyoonline.org/