- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-市営茶室 対鳳庵
- 2021年10月19日 • 特集
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小船を連ね、想いは岸を超える。 イマジネーション、 —淡さこそ、貴族の美。 法華経方便品(ホウベンボン)竹生島経(チクブシマキョウ) 平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵 滋賀・琵琶湖に浮かぶ竹生島に伝わった 装飾したお経の巻物、装飾経(ソウショクキョウ)。 寿命が長い和紙・トリノコガミに、 ニワカに溶かした金銀で、草や花、蝶や霊鳥、 柔らい書体のお経。 生きて極楽浄土を迎えたい平安貴族、願いの名品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/AGRICULTURE市営茶室 対鳳庵 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-四万十川道の駅
- 2021年10月19日 • 特集
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明日を想うは、暦(コヨミ)から。 太古、古代は今だけ。 朝、昼、夜、ただただ移う。 弥生土器 台付壷 弥生時代(後期) 1−3世紀 東京国立博物館蔵 ギリシア・クノッソス宮殿出土のような土器。 伊勢湾岸で流行の弥生時代後期の土器。 回転させてつける文様や 棒状の粘土ヒモをはりつける文様。 口縁は広く、胴部は下膨れ。 赤色が、そのプロポーションを引き締める。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/WATER四万十川道の駅 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-四万十市郷土博物館
- 2021年10月18日 • 特集
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国宝と情報、 美とは実感。 美の認識には、揺らぎがある。 青磁茶碗 銘 馬蝗絆(バコウハン)三井高大寄贈 中国・南宋時代 13世紀 東京国立博物館蔵 日本に伝わる青磁茶碗を代表する。 銘は、カスガイ(鎹)を馬の背のイナゴ(蝗)に見立て。 室町時代将軍足利義政(1436-1490)が、 ひび割れた茶碗の代品を中国・明に求める。 しかしこれほど優れた品はもう作れないと、 鉄のカスガイで修理の上、戻された名品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/COEXISTANCE四万十市郷土博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-史跡北斗遺跡展示館
- 2021年10月18日 • 特集
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人は鳥と同じく、渡りの生き物だった。 豊かさを求め、旅する生き物になる。 豊かさと美は、交換するものとなる。 染付雪景(ソメツケセッケイ)山水図皿(サンスイズサラ) 江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵 白地に酸化コバルトで下絵を描き、 ガラス質のユウヤクをかけて焼く。 ソメツケという青いモノクロ表現。 肥前・佐賀の鍋島藩の鍋島焼は、 献上品や贈答品として、徹底して技巧を追求。 焼物の絵とは思えない世界! 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/WET史跡北斗遺跡展示館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-史跡・白水阿弥陀堂
- 2021年10月18日 • 特集
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「和をもって貴(トウト)しとする」と、聖徳太子。 「貴し」は、Market Value(市場価値)ではなく、 お得ではない、Good Value(貴価値)。 皇居 外苑 GO TOKYO ONLINE ロケ地 江戸幕府の本拠地、江戸城は戦火を避け、 明治維新後、皇居となり、大名屋敷跡は官庁街に。 江戸時代には江戸城の一部であり、庭園と馬場だった、 皇居外苑は国立庭園で、日本を代表する公園。 人気のクロマツがちりばめられた大きな芝生。 江戸城の外堀や城門。近世と近代が、風景で調和する。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/SILK ROAD史跡・白水阿弥陀堂 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-史跡 難波宮跡公園
- 2021年10月17日 • 特集
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道理と都合。 間を取り持つ、 日本の美。 松林図屏風 長谷川等伯(トウハク) 安土桃山時代 16世紀 東京国立博物館蔵 粗いソクヒツ(速)筆で大胆に描く、 閑静で奥深い表現。 モヤに包まれ見え隠れする松林に、 何気ない風情。 故郷の石川・七尾の海岸とも重なる、 息子と死別した頃の作品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/PARK史跡 難波宮跡公園 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-史跡 足利学校
- 2021年10月17日 • 特集
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抜かずの刀身。 ツネに磨き、また研ぐ。 不断が、サムライの美を保つ。 群鳥文(グンチョウモン)兵庫鎖太刀(ヒョウゴクサリノタチ) 号 上杉太刀 太刀 銘 一 鎌倉時代 13世紀 東京国立博物館蔵 上杉家から三島大社に奉納された太刀、 刀を下げる帯、金属で編む兵庫鎖。 サヤには、漆の上に多くの金粉を蒔き研ぎ出し、 つがいの鳥文様を、少し浮かび上がらせ、 ツバには、飛ぶ鳥を透し彫り。 古来珍重される太刀の福岡一文字派により、銘は一。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/SCHOOL史跡 足利学校 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-史跡 紀伊国分寺跡
- 2021年10月17日 • 特集
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A.Iは、平面マトリックス、 曼荼羅は、多面マトリックス。 未来の推測と未来の造形。 斑鳩(イカルガ) GO TOKYO ONLINE ロケ地 飛鳥と法隆寺をつなぐ太子道(筋違道スジカイミチ)は、 北北西に20度ズレ、真っ直ぐに延びる道。 斑鳩は、大和川の水運で難波とつながる都市として設計。 古代ソポタミアやペルシャでは、 冬至の日に、豊穣を司る水の神星、シリウスと 正対する北北西に20度上に神殿都市が作られた。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/SKY史跡 紀伊国分寺跡 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-司馬遼太郎記念館
- 2021年10月16日 • 特集
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品は運ぶ、人は旅する。 鳥の渡りは身ひとつ、旅に携える。 人が運べば、想いも旅する。 菩薩半跏(ハンカ)像 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 7世紀 東京国立博物館蔵 痩身で、装身具も簡素な 足を組み瞑想する菩薩像。 666年朝鮮半島で百済が滅ぶ。 多数の王朝の民が日本に亡命。 朝廷の役人が、亡くなった半島出身の 妻のために願いを込めた仏像。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOLKLORE司馬遼太郎記念館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-讃岐 観音寺
- 2021年10月16日 • 特集
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日本に渡来した美、 慈悲の心。 仏は美の象徴だった。 観音菩薩立像 法隆寺献納宝物 飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵 フタエにあどけない童子の姿。 唇はごくわずかに朱色。 装身具や衣、台座の縁を 特殊な彫刻刀(タガネ)で、 丁寧に、丁寧に文様を打ち出す。 そうして気品が、醸し出された。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/PILGRIMAGE讃岐 観音寺 https://gotokyoonline.org/