- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-都久夫須麻神社
- 2022年2月9日 • 特集
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祈りと願い。 祈りの美があり、願いの美はなし。 美は、撞着(ドウチャク)を区分する。 海磯(カイキ)鏡 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 中国・唐時代または奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 よく溶かした、青銅より硬い白銅の鏡。 鏡の裏面の四方に、険しい山に樹林、 岩に座る人に獅子と鹿、鳥、 波間には釣りする人を表している。 天平8(736)年の聖徳太子のご命日に、 光明皇后(701-760)が法隆寺に奉納した大型鏡。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/EMBODIMENT都久夫須麻神社 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-登呂遺跡
- 2022年2月8日 • 特集
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太陽の運行は、ズレはあっても、無駄ない。 また稲の生育に、無駄は不要。 学びは、美のフォルムに現れた。 弥生土器 台付壷 弥生時代(後期) 1−3世紀 東京国立博物館蔵 ギリシア・クノッソス宮殿出土のような土器。 伊勢湾岸で流行の弥生時代後期の土器。 回転させてつける文様や 棒状の粘土ヒモをはりつける文様。 口縁は広く、胴部は下膨れ。 赤色が、そのプロポーションを引き締める。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/WET登呂遺跡 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-登別 クッタラ湖
- 2022年2月8日 • 特集
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都会はMarket(市場)。 Value(市場価値)を意識する。 美意識は、もう一つのValue(価値)。 開基勝宝(カイキショウホウ) 奈良県奈良市西大寺町(旧畠山)出土 奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 日本最古で、唯一の金銭。 奈良・天平時代(760)に、朝廷が通貨の規範として鋳造。 銅銭10で銀銭1、銀銭10で金銭1に当てたという。 奈良・天平時代(752)に、東大寺の大仏が、 いのりの規範として完成。 全国に国分寺、国分尼寺が建立される。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/MOUNTAIN登別 クッタラ湖 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-田辺聖子文学館
- 2022年2月8日 • 特集
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女手(おんなで)、散らし、書のリズム。 女子も、男子も、 エレガンスは、いつもアナログ。 見返り美人図 菱川師宣(ヒシカワモロノブ)筆 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 「浮世絵の祖」菱川師宣、 版画ではなく、筆で描く浮世絵。 江戸オリジナルの様式美、 美人の立ち姿、その一人立ち。 歩みの途中でふと振り返る、 その一瞬を描く。その先には? 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/CHARM田辺聖子文学館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-田辺市立美術館
- 2022年2月7日 • 特集
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不安は幻想、 美は現実。 大丈夫、大丈夫。 明恵(ミョウエ)上人夢記(ユメノキ) 鎌倉時代 12世紀 奈良国立博物館蔵 京都・栂野の高山寺を復興させた 明恵上人が、自ら見た夢を記録したもの。 明恵は19歳の頃より約41年にわたり見た、 アナザーワールドを記録しつづけた。 現実でとった行動と夢でしたことが、 その記述に入り混じる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOREST田辺市立美術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-田中一村記念美術館
- 2022年2月7日 • 特集
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美を装うもの。 美が湧き出すもの。 審美する眼、養おう! 虎林字号(コリンジゴウ) 徹翁義亨(テットウギ)筆 南北朝時代 14世紀 東京国立博物館蔵 茶人、城や庭の造形家、小堀遠州(エンシュウ 1579-1647)が愛した書。 禅の大師が、修行僧を一人前の禅僧と認め、 与える墨跡、書が字号。 京都・大徳寺を開く大燈国師(ダイトウコクシ)の 法を受け継いだのが、徹翁義亨(1295-1369)、 —仮の方便を使わず、極みを目指す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/ENERGY田中一村記念美術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-田沢湖
- 2022年2月7日 • 特集
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大切なものは、目に見えない。 皮膚感が捉える。 美は、香りと気配(ケハイ)を持つ。 蓋鋺(フタマリ) 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 8世紀 東京国立博物館蔵 蓋(フタ)つきの小さな容器。 仏前の供養のための器。 胴の部分に、いくつかの線が刻まれ、 わずかに装飾されている。 そして容器の足の裾(スソ)が広がり、 安定し、また堂々としている。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/REMNANT田沢湖 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-田川市美術館
- 2022年2月6日 • 特集
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茶とは区切り、制限し、 ただただ、くつろぐことだった。 何も考えなくてもいい時空。 聖護院の庭 浅井忠 明治37(1904)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈 佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、 文明開化でフランスに留学した浅井。 光の微妙な変化が現れる水辺で、 自然観察し、日々写生した。 留学から帰国後、京都に移住し、 自宅近くの聖護院から描く水彩画の作品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/SCHOOL田川市美術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-田川市石炭・歴史博物館
- 2022年2月6日 • 特集
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欧米への憧れ、物質と開放性。 近代、「学びは外、気づきは内」を 守ろうとする人たちがいた。 法隆寺 金堂 GO TOKYO ONLINE ロケ地 金堂は法隆寺西院、最古の建築の伽藍(ガラン)。 出の深い軒を、ハリ(梁)やタルキ(架)を支える部材が、 色褪せぬ安定した美を造りだす。 金堂の壁画は7世紀末頃描かれ、 インド・アジャンター石窟群の壁画と共に アジア古代仏教絵画の代表とされる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/CIVILIZATION田川市石炭・歴史博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-天竜川下り
- 2022年2月6日 • 特集
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もういつく寝ると、お正月。 動きのあるイマジネーションこそ、 日本の美。 台付からくり輪舞(リンブ)人形 茗荷屋半左衛門(ミョウガヤハンザエモン)作 江戸時代 正徳3(1713)年 東京国立博物館蔵 台座の棒を回すと、 三味線の音に合わせて回転する、 からくり輪舞人形。 繊細な細工のミニチュア、ひなを、 愛おしく感じる日本人。 イマジネーションを楽しむ、それは美。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/ROCKS天竜川下り https://gotokyoonline.org/