- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-八甲田ロープウェー
- 2023年5月1日 • 特集
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情感の美、古代の美。 感情は、社会から生まれる。 情感は、肌から生まれる。 東京国立博物館 本館(鬼瓦) GO TOKYO ONLINE ロケ地 関東大震災(1923)で被災の赤レンガの旧本館にかわり、 渡辺仁(1887-1973)と内司寮(宮内省)設計、大林組の施工。 昭和12(1937)年に竣工,コンセプトは 「日本趣味を基調とする東洋式」。 屋根瓦には朱雀(スザク)、白虎、青龍と鬼の瓦。 厄を払う。大震災で被災の来館者への想いも重なる。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 八甲田ロープウェー https://gotokyoonline.org/island-land-a/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-八甲田ゴードライン自然遊歩道
- 2023年5月1日 • 特集
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太古、古代は今のみ。 明日は、暦(コヨミ)から。 朝、昼、夜、ただ移う。 弥生土器 台付壷 弥生時代(後期) 1−3世紀 東京国立博物館蔵 ギリシア・クノッソス宮殿出土のような土器。 伊勢湾岸で流行の弥生時代後期の土器。 回転させてつける文様や 棒状の粘土ヒモをはりつける文様。 口縁は広く、胴部は下膨れ。 赤色が、そのプロポーションを引き締める。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 八甲田ゴードライン自然遊歩道 https://gotokyoonline.org/island-land-a/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-箸蔵寺
- 2023年4月30日 • 特集
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情報化時代、視覚はフラット化。 でも美は、プロスペクティブ(奥行き)。 木造毘沙門天立像(ビシャモンテンリュウゾウ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵 川端龍子氏寄贈 表面に金などの彩色上に、細く切った金箔で 文様を表す技法、截金(キリガネ)。 目に水晶をハメル技法、玉眼(ギョクガン)。 平安時代後期、伝統的な技法に、 時代を先駆ける技法を取り入れる。 美しき厳(オゴソ)かさに、リアリティを求める。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 箸蔵寺 https://gotokyoonline.org/ukiyo-pilgrimage-b/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-箱根神社
- 2023年4月30日 • 特集
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恐れは消えない。 美もなくならない。 和すれば、視野は変りゆく。 色絵花鳥文大深鉢(オオフカバチ)—伊万里(イマリ)・柿右衛門(カキエモン)様式 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 柔らかく暖かな雰囲気、 九州・有田の柿右衛門のスタイル。 平安時代から和様の花鳥図を題材に、 暖色系の色彩で描かき、 非対称、乳白色の余白、豊かな構図。 また茶発色のウワグスリで、口縁を飾る。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 箱根神社 https://gotokyoonline.org/syncretism-cleansing-a/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-箱館奉行所(五稜郭跡)
- 2023年4月30日 • 特集
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サムライは、場の生き物。 人智を超え神智を知るとは、 身体で反応することだった。 歌川広重「名所江戸百景 上野山した」 江戸時代 安政4(1857)年 東京国立博物館蔵 1853年、ペリーの黒船来航。 広重が死の直前まで制作した代表作。 近景、遠景の何気ない江戸の風景を、 フカン、チョウカンを駆使して斬新な構図。 広重は来たる時代を感じ、 日本の情愛ある美しさを保全した。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 箱館奉行所(五稜郭跡) https://gotokyoonline.org/samurai-castle-a/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-函館市教育委員会函館市縄文文化交流センター
- 2023年4月29日 • 特集
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「野暮(ヤボ)」—心の機微が解らない。 「盆暗(ボンクラ)」—場の流れが見ない。 「鯔背(イナセ)」—心身の始末をつけてる。 梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ) 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1840)が、 江戸幕府を開く家康公の命日に、東照宮に奉納の太刀。 サヤの上部を、ツカもまく糸で巻く、 格調高い太刀の外装(拵 コシラエ)。 漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、 梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 函館市教育委員会函館市縄文文化交流センター https://gotokyoonline.org/ancient-earth-a/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-白壁土蔵群・赤瓦
- 2023年4月29日 • 特集
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江戸は、掛け値で金持ち、 掛け値無しで粋。 掛けの按配(アンバイ)を、 妙(ミョウ)という。 遊女と禿図(カムロズ) 江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵 やや角張った顔立ち、広い額、 切れ長の目、無造作な口。 太く、また細く衣服の形やシワを描く線。 そっと耳打ちする大きな遊女、 小さな見習いの童女。 様式化されたその美。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 白壁土蔵群・赤瓦 https://gotokyoonline.org/ukiyo-street-b/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-白馬連峰ー八方池
- 2023年4月29日 • 特集
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皮膚感で、正解に迫る日本の美。 温もりに美、脈動に美。 聖護院の庭 浅井忠 明治37(1904)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈 佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、 文明開化でフランスに留学した浅井。 光の微妙な変化が現れる水辺で、 自然観察し、日々写生した。 留学から帰国後、京都に移住し、 自宅近くの聖護院から描く水彩画の作品。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 白馬連峰ー八方池 https://gotokyoonline.org/island-mountant-b/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-白鶴美術館
- 2023年4月28日 • 特集
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美しいや素敵な振り、結構アルアル。 美を審(ツマビ)らかにする眼、大切カモカモ。 青磁茶碗 銘 馬蝗絆(バコウハン)三井高大寄贈 中国・南宋時代 13世紀 東京国立博物館蔵 日本に伝わる青磁茶碗を代表する。 銘は、カスガイ(鎹)を馬の背のイナゴ(蝗)に見立て。 室町時代将軍足利義政(1436-1490)が、 ひび割れた茶碗の代品を中国・明に求める。 しかしこれほど優れた品はもう作れないと、 鉄のカスガイで修理の上、戻された名品。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 白鶴美術館 https://gotokyoonline.org/journey-study-b/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-白谷川渓谷
- 2023年4月28日 • 特集
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古代、遺(ノコ)す意思なし。 生は常(ツネ)、死も常。跡こそ現実。 輝き輝くが、ツネの現実。 火焔土器 縄文時代(中期) 前3000—前2000年 東京国立博物館蔵 縄文人の宇宙観を表しているとも言われる 不思議な世界を表現する。 眼が奪われる装飾の上部。 渦巻き状で装飾の下部。 頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、 積み重ねる技がそれを生み出す。 色褪せぬ美を伝える、 シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO 白谷川渓谷 https://gotokyoonline.org/island-forest-b/