- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-西本願寺
- 2021年12月8日 • 特集
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王朝貴族は、 歌を書とし、 美を言語化する。 古今和歌集巻十九断簡(ダンカン)(高野切 コウヤギレ)伝紀貫之筆 平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵 醍醐天皇(885-930)の命により編纂された古今和歌集。 マキモノの一部を切り、掛軸などに仕立て直すのが、断簡。 切れ目なく続き、切れ味の鋭い筆線で、 明るく流動する美しい仮名文字。 平安貴族の書道の手本。 豊臣秀吉が高野山の僧に与えて、高野切という。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/ART西本願寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-西方寺
- 2021年12月8日 • 特集
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武士は名残り、 町衆は見返り。 それらの美の源は、 みなお影さま。 見返り美人図 菱川師宣(ヒシカワモロノブ)筆 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 「浮世絵の祖」菱川師宣、 版画ではなく、筆で描く浮世絵。 江戸オリジナルの様式美、 美人の立ち姿、その一人立ち。 歩みの途中でふと振り返る、 その一瞬を描く。その先には? 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/AIR西方寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-西条市立東予郷土館
- 2021年12月7日 • 特集
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時代は情報化し、 視覚はフラット化。 でも美は、プロスペクティブ(奥行き)。 木造毘沙門天立像(ビシャモンテンリュウゾウ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵 川端龍子氏寄贈 表面に金などの彩色上に、細く切った金箔で 文様を表す技法、截金(キリガネ)。 目に水晶をハメル技法、玉眼(ギョクガン)。 平安時代後期、伝統的な技法に、 時代を先駆ける技法を取り入れる。 美しき厳(オゴソ)かさに、リアリティを求める。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/COEXISTANCE西条市立東予郷土館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-西山興隆寺
- 2021年12月7日 • 特集
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曼荼羅はマトリックス。 基盤、母岩、そして行列。 曼荼羅とA.Iの違いは、最適解の数だけー 無限か、有限か。 金銅八仏種子五鈷鈴(ハチブツシュシゴコレイ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵 密教(ミッキョウ、秘密仏教)儀式の仏具で、 大いなる存在を、目覚めさせ、喜ばすための鈴。 神秘的な渦巻きの文様はじめ、 いつくもの帯状の文様が側面をめぐる。 知恵の世界と慈悲の世界の仏を象徴する 神聖なる文字が、花の優雅な文様を伴い現れる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/FESTIVAL西山興隆寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-西海国立公園九十九島
- 2021年12月7日 • 特集
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シルクロードから渡来の 慈悲の心は、文明。 情感は、日本の美。 伎楽(ギガク)面 酔胡王(スイコオウ) 法隆寺献納宝物 飛鳥〜奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 7~8世紀ごろ流行した音楽劇の仮面。 造型的にも素晴らしい日本最古の仮面。 ギガクは飛鳥時代に大陸から伝えられ、 奈良の大仏開眼(完成)の際にも披露。 鎌倉時代以降、実態ははっきりと知れない。 酔胡王とは、酔うペルシャの王。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/MIND西海国立公園九十九島 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-聖福寺
- 2021年12月6日 • 特集
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古代より削り、磨くは、美の原点。 どこも、丸い、丸い、丸い、 いのりの美。 蓋鋺(フタマリ) 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 8世紀 東京国立博物館蔵 蓋(フタ)つきの小さな容器。 仏前の供養のための器。 胴の部分に、いくつかの線が刻まれ、 わずかに装飾されている。 そして容器の足の裾(スソ)が広がり、 安定し、また堂々としている。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/REMNANT聖福寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-聖護院
- 2021年12月6日 • 特集
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美には表情がある。 美を装うものもある。 そして審美する眼がある。 青磁茶碗 銘 馬蝗絆(バコウハン)三井高大寄贈 中国・南宋時代 13世紀 東京国立博物館蔵 日本に伝わる青磁茶碗を代表する。 銘は、カスガイ(鎹)を馬の背のイナゴ(蝗)に見立て。 室町時代将軍足利義政(1436-1490)が、 ひび割れた茶碗の代品を中国・明に求める。 しかしこれほど優れた品はもう作れないと、 鉄のカスガイで修理の上、戻された名品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/CLEASING 聖護院 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-生石神社
- 2021年12月6日 • 特集
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祈りと願い。 祈りの美があり、願いの美はなし。 美は、撞着(ドウチャク)を区分する。 海磯(カイキ)鏡 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 中国・唐時代または奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 よく溶かした、青銅より硬い白銅の鏡。 鏡の裏面の四方に、険しい山に樹林、 岩に座る人に獅子と鹿、鳥、 波間には釣りする人を表している。 天平8(736)年の聖徳太子のご命日に、 光明皇后(701-760)が法隆寺に奉納した大型鏡。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/PRAY生石神社 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-生駒ケーブル
- 2021年12月5日 • 特集
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“東方世界の薬の元締め、 薬師如来(ニョライ)もご照覧あれ“ と、ういろうり(外郎売)。 機知は、リスペクトを友とする。 伊万里焼のぞきからくり 江戸時代 18−19世紀 九州国立博物館蔵 透かし彫りが美しい伊万里焼の箱の内には、 卓袱(しっぽく)料理風の膳を置き、 その周囲に羽織姿の男子、 三味線・鼓・琴を奏でる女子や、扇をかざす女子、 ウタゲの様子、楽しそう。 科学技術の普及と見世物の流れを示す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/GOD生駒ケーブル https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-正倉院
- 2021年12月5日 • 特集
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外の権威に依存せず、 内の生産を高める。 それが「和を以って貴(トウト)し」の意味。 竜首水瓶(リュウシュスイビョウ) 法隆寺献納宝物 飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵 ペルシャ瓶(胡瓶)とも言われる形。 龍の頭がソソギ口、細い身がトッテ、 上顎(アゴ)がフタ、眼には薄緑色のガラス。 胴には、向かい合う2組のペガサス7頭が、 細い線で刻まれ、金メッキで浮き立たす。 東西の伝統的なモチーフを和する! 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/ART正倉院 https://gotokyoonline.org/