- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-揖保川とたつ野
- 2022年5月3日 • 特集
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何ともごちゃ、ごちゃう、 めんどくさいなぁ、 —美は、情報を区分し、整理し生まれる。 秋草蒔絵見台(ケンダイ) 安土桃山時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵 本を読む見台の表面に、 菊、ノギ(芒)・萩・桔梗などに、桐紋を重ね描き、 金銀を蒔いた部分のみ、漆を塗りかぶせ研ぐ。 描写よりデザイン化、 伝統的な蒔絵の技法を簡略化し、 桃山という進取の時代に、斬新に表現。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/DEVELOP揖保川とたつ野 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-柳並木と大谿川
- 2022年5月3日 • 特集
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明日を想うは、暦(コヨミ)から。 太古、古代は今だけ。 朝、昼、夜、ただただ移う。 弥生土器 台付壷 弥生時代(後期) 1−3世紀 東京国立博物館蔵 ギリシア・クノッソス宮殿出土のような土器。 伊勢湾岸で流行の弥生時代後期の土器。 回転させてつける文様や 棒状の粘土ヒモをはりつける文様。 口縁は広く、胴部は下膨れ。 赤色が、そのプロポーションを引き締める。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOLKLORE 柳並木と大谿川 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-矢部川の夕照(せきしょう)
- 2022年5月2日 • 特集
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古代の王が仕えたものは、死と再生。 その「祭礼」こそが、 食料生産(農業)革命。 埴輪 腰かける巫女 群馬県大泉町古海出土 古墳時代 6世紀 東京国立博物館蔵 タスキをかけ、 腰に三角文の帯をつける。 左腰には五つの鈴付きの鏡と 三角文のポーチを下げている。 巫女の姿のようで、 対の男子像もあったと思われる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOLKLORE矢部川の夕照(せきしょう) https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-弥勒寺
- 2022年5月2日 • 特集
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温もりに美、 脈動に美。 皮膚感が、正解の日本の美。 聖護院の庭 浅井忠 明治37(1904)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈 佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、 文明開化でフランスに留学した浅井。 光の微妙な変化が現れる水辺で、 自然観察し、日々写生した。 留学から帰国後、京都に移住し、 自宅近くの聖護院から描く水彩画の作品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/PRAY弥勒寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-弥高山公園
- 2022年5月2日 • 特集
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時代は情報化し、 視覚はフラット化。 でも美は、プロスペクティブ(奥行き)。 木造毘沙門天立像(ビシャモンテンリュウゾウ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵 川端龍子氏寄贈 表面に金などの彩色上に、細く切った金箔で 文様を表す技法、截金(キリガネ)。 目に水晶をハメル技法、玉眼(ギョクガン)。 平安時代後期、伝統的な技法に、 時代を先駆ける技法を取り入れる。 美しき厳(オゴソ)かさに、リアリティを求める。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/MOUNTAIN弥高山公園 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-野木町煉化窯
- 2022年5月1日 • 特集
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江戸が終わり、蒸気が文明になる。 ガス灯、電気に変わり、一人の旅が始まった。 旅に、美意識を忘れずに。 寛永寺 常憲院霊廟(ジョケンインレイビョウ) GO TOKYO ONLINE ロケ地 江戸幕府5代将軍、徳川綱吉(ツナヨシ)の霊廟。 1625年に徳川将軍家が建立した、 上野・寛永寺は、徳川将軍家の菩提寺。 門柱が前後左右の四脚の門、 銅の瓦の屋根、前後に丸い軒のカザリ。 軒下には金の下地に、透し彫りの葵の紋。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/MODERNISM野木町煉化窯 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-野辺地町立歴史民俗資料館
- 2022年5月1日 • 特集
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津軽海峡、氷河期には大きな川。 川はやがて海になり、 品を携え、渡りは旅となる。 土偶 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 縄文時代(晩期) 前1000—前400年 東京国立博物館蔵 氷河が溶け、黒潮がどんどん北上した 縄文時代・早期に出現した土製の焼き物。 その身体の中は空っぽで、 目は眼鏡をかけているように大きい。 北方民族の光除けの「遮光(シャコウ)器」のよう、 また東北地方の縄文時代・晩期土偶の特色。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/REPRODUCTION野辺地町立歴史民俗資料館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-野村美術館
- 2022年5月1日 • 特集
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ゆっくりと無駄を省く茶、 くつろぎの集中力を養う。 サムライは、場の生き物だった。 志野茶碗 銘 振袖 安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵 柔らかいモグサの土を使い、 真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、 少し張りのある胴。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、 白いユウヤクをかけて焼く。 温もりと振動のイマジネーション。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/REMNANT野村美術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-野尻湖ナウマンゾウ博物館
- 2022年4月30日 • 特集
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温もりに美、 脈動に美。 皮膚感が、正解の日本の美。 聖護院の庭 浅井忠 明治37(1904)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈 佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、 文明開化でフランスに留学した浅井。 光の微妙な変化が現れる水辺で、 自然観察し、日々写生した。 留学から帰国後、京都に移住し、 自宅近くの聖護院から描く水彩画の作品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/STONE野尻湖ナウマンゾウ博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-野上弥生子文学記念館
- 2022年4月30日 • 特集
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しのぎ(鎬)を削理、 刃は最後。 イッ線の美学。 梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ) 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1840)が、 江戸幕府を開く家康公の命日に、東照宮に奉納の太刀。 サヤの上部を、ツカもまく糸で巻く、 格調高い太刀の外装(拵 コシラエ)。 漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、 梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/CHARM野上弥生子文学記念館 https://gotokyoonline.org/