- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-医光寺
- 2021年7月1日 • 特集
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祈りと願い。 祈りの美があり、願いの美はなし。 美は、撞着(ドウチャク)を区分する。 海磯(カイキ)鏡 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 中国・唐時代または奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 よく溶かした、青銅より硬い白銅の鏡。 鏡の裏面の四方に、険しい山に樹林、 岩に座る人に獅子と鹿、鳥、 波間には釣りする人を表している。 天平8(736)年の聖徳太子のご命日に、 光明皇后(701-760)が法隆寺に奉納した大型鏡。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/CLEARANCE医光寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-医王寺
- 2021年7月1日 • 特集
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シルクロードから渡来の 慈悲の心は、文明。 情感は、日本の美。 伎楽(ギガク)面 酔胡王(スイコオウ) 法隆寺献納宝物 飛鳥〜奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 7~8世紀ごろ流行した音楽劇の仮面。 造型的にも素晴らしい日本最古の仮面。 ギガクは飛鳥時代に大陸から伝えられ、 奈良の大仏開眼(完成)の際にも披露。 鎌倉時代以降、実態ははっきりと知れない。 酔胡王とは、酔うペルシャの王。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/SILK ROAD医王寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-遺跡&スポーツミュージアム
- 2021年7月1日 • 特集
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太陽の運行は、ズレはあっても、無駄ない。 また稲の生育に、無駄は不要。 学びは、美のフォルムに現れた。 ギリシア・クノッソス宮殿出土の土器にも比べうる見事なものして「パレススタイル(宮廷様式)」と呼ばれる。伊勢湾岸地域に流行した典型的な後期弥生土器。凹線文と棒状浮文が施された広く開く口縁部と下膨れの胴部は、当地域の特徴。器面を塗り分けた赤色顔料が、その洗練された流麗なプロポーションを美しく引き締める。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/REPRODUCTION遺跡&スポーツミュージアム https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-伊豆山神社
- 2021年6月30日 • 特集
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砂漠に影は、自分だけ。 だから木影は、お影さま。 お影さまは、いのちを救う 法隆寺 回廊 飛鳥時代 GO TOKYO ONLINE ロケ地 世界遺産法隆寺は、松の緑が美しい矢田丘陵を背に、 大和平野を見渡す斑鳩の宮に接して、 聖徳太子によって607年頃に創建。 ギリシャのパルテノン宮殿の柱のように、 中央が膨らむ柱が支える回廊。 その回廊の格子窓に、お影さまを実感する。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/SKY伊豆山神社 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-伊東市文化財管理センター
- 2021年6月30日 • 特集
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貝の道、稲の道、 先祖の記憶を携えての旅。 記憶はやがて記録として描かれた。 蓬莱山蒔絵袈裟箱(ケサバコ)法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵 袈裟などの衣類を運ぶ箱。 仙人が金・銀の宮殿に住むと、 古代中国で言われた東の海に現れる島、 蓬莱山を長寿の亀や鶴と描く。 金粉を蒔いた後に、絵を研ぎ出す技法を、 疎と密に使い分け、表現する幻想性。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/REPRODUCTION伊東市文化財管理センター https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-伊達噴火湾
- 2021年6月30日 • 特集
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貝の道、稲の道、 先祖の記憶を携えての旅。 記憶はやがて記録として描かれた。 蓬莱山蒔絵袈裟箱(ケサバコ)法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵 袈裟などの衣類を運ぶ箱。 仙人が金・銀の宮殿に住むと、 古代中国で言われた東の海に現れる島、 蓬莱山を長寿の亀や鶴と描く。 金粉を蒔いた後に、絵を研ぎ出す技法を、 疎と密に使い分け、表現する幻想性。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/FIRE伊達噴火湾 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-伊勢堂岱縄文館
- 2021年6月29日 • 特集
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生は「脈動」し、死は「静止」する。 そしてそれらがただ巡ると、 古代は皮膚感で認識。 東京国立博物館 法隆寺宝物館(正面) GO TOKYO ONLINE ロケ地 明治11(1878)年に奈良・法隆寺から皇室に献納された 聖徳太子ゆかりの宝物300件あまりを収蔵・展示する。 谷口吉生(ヨシオ 1937-)の設計、平成11(1999)年に開館。 展示・収蔵室の箱とロビーやレストランの箱。 2つの箱の建物と入口が左右にズレ、視界が抜けて、 周りの自然が取り込まれる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/REANIMATION伊勢堂岱縄文館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-伊吹山文化資料館
- 2021年6月29日 • 特集
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何ともごちゃ、ごちゃう、 めんどくさいなぁ、 —美は、情報を区分し、整理し生まれる。 秋草蒔絵見台(ケンダイ) 安土桃山時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵 本を読む見台の表面に、 菊、ノギ(芒)・萩・桔梗などに、桐紋を重ね描き、 金銀を蒔いた部分のみ、漆を塗りかぶせ研ぐ。 描写よりデザイン化、 伝統的な蒔絵の技法を簡略化し、 桃山という進取の時代に、斬新に表現。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/CLEASING伊吹山文化資料館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-伊吹山ドライブウェイ
- 2021年6月29日 • 特集
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近代化はしても、日本では、 心の可動域は保たれ、 プロスペクティブ(奥行き)は残される。 鷹見泉石(タカミセンセキ)像 江戸時代 天保8(1837)年 東京国立博物館蔵 愛知・田原藩の江戸家老、渡辺崋山(カザン 1793~1841)は、 また西洋画法を取り入れた画法を確立した画家。 顔は微妙な陰影で写実に、 着衣はおおらかに、 蘭学の先輩、鷹見泉石を描く。 幕府の海防批判の疑いで失脚し、4年後切腹。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/PARK伊吹山ドライブウェイ https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-伊雑宮
- 2021年6月28日 • 特集
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螺旋の遺伝子は、 みんな、「原初」につながる。 神話は、「原始」につながる。 変化朝顔図 江戸時代 19世紀 国立歴史民俗博物館蔵 突然変異を利用した変化朝顔を収録する書物の一部。 自家で受粉し、自殖性が高い朝顔は、見た目違いが現れる。 江戸文化・文政期(1804-30年)、 大坂・京都・江戸で、変化朝顔を競い合うことが流行。 19世紀後半、武士や富裕な町人、僧侶に「奇品」育成ブーム。 明治・大正期の変化朝顔のブームにつながる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/FESTIVAL伊雑宮 https://gotokyoonline.org/