重(カサ)ね、襲(カサ)ねて、
飛躍はしない宮廷の美—、
グラデーション(段階的変化)。
扇面(センメン)法華経冊子
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵
扇の形の紙を冊子にし、
法華経の守護神を平安貴族女性の姿にし、
貴族や庶民の暮らしを描く。
雲母(ウンモ、キラ)の粉を、地塗りして、
薄く延ばした金・銀の切箔(キリハク)を散らす。
月夜に、絵柄を透かして煌(キラメ)く。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO
彌彦神社
https://gotokyoonline.org/court-agriculture-b/