9世紀初頭に、インドのバラモン僧の立合いのもとに聖なる山プノンクレーン丘での儀式で、大地を託された人として王を誕生させたアンコール王朝。王朝は、月毎に極端に雨量が異なるカンボジアの地域で寺院を建設し、支えていくための水路や貯水池の土木技術を、また盛土で造られたアンコールの都城につながる王道路建設にも利用し、王道路のネットワークを整備します。これがローマ帝国と同じく、王朝をおおいに豊かにしていくのです。豊かな地域が富貴なる都城を支える構造として。
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