- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-奈良井宿の町並
- 2022年2月22日 • 特集
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日の明かりが、時間の尺度の時代。 明日も日が昇ること、肌で知る。 お天道(テントウ)さまには、逆らえない。 土偶(左前) 山梨県御坂町上黒駒(ミサカチョウカミクロコマ)出土 宮本直吉氏寄贈 縄文時代(中期) 前3000—前2000年 東京国立博物館蔵 春の桃の花まつりで有名な山梨県の笛吹市で出土。 奇怪な顔と形の上半身。 目尻が鋭く吊り上がり、人の顔というより獣の顔。 胸に当てられた左手の三本指のサイン。 この時期の土器につけられる、人体や 動物の装飾にみられる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/STREET奈良井宿の町並 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-瀞峡
- 2022年2月22日 • 特集
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美には表情がある。 美を装うものもある。 そして審美する眼がある。 青磁茶碗 銘 馬蝗絆(バコウハン)三井高大寄贈 中国・南宋時代 13世紀 東京国立博物館蔵 日本に伝わる青磁茶碗を代表する。 銘は、カスガイ(鎹)を馬の背のイナゴ(蝗)に見立て。 室町時代将軍足利義政(1436-1490)が、 ひび割れた茶碗の代品を中国・明に求める。 しかしこれほど優れた品はもう作れないと、 鉄のカスガイで修理の上、戻された名品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/ROCKS瀞峡 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-栃木県立博物館
- 2022年2月21日 • 特集
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宮廷の美。 冬はつとめて(早朝)と、清少納言。 美意識があなたを守る! 古今和歌集巻十九断簡(ダンカン)(高野切 コウヤギレ)伝紀貫之筆 平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵 醍醐天皇(885-930)の命により編纂された古今和歌集。 マキモノの一部を切り、掛軸などに仕立て直すのが、断簡。 切れ目なく続き、切れ味の鋭い筆線で、 明るく流動する美しい仮名文字。 平安貴族の書道の手本。 豊臣秀吉が高野山の僧に与えて、高野切という。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/FESTIVAL栃木県立博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-特別史跡 多賀城跡附寺跡(廃寺跡)
- 2022年2月21日 • 特集
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国のカタチは、領土ではなく、 豊穣のシステム。 技術と祈りで構成された。 法隆寺 土塀 GO TOKYO ONLINE ロケ地 西院と東院の伽藍をつなぐ参道に続く土塀。 中国・万里の長城にも使われた工法で作られた。 板ではさんで間(マ)を作り、土を入れ押し固め、 繰り返し何層も積み上げる、ミルフィーユのように。 技と手間のが、時空を超える造形を作り、 世界遺産となる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/PARK特別史跡 多賀城跡附寺跡(廃寺跡) https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-徳島城博物館
- 2022年2月21日 • 特集
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鎧や刀の鞘を、 花鳥風月で飾るサムライ。 非常を非情としない美。 群鳥文(グンチョウモン)兵庫鎖太刀(ヒョウゴクサリノタチ) 号 上杉太刀 太刀 銘 一 鎌倉時代 13世紀 東京国立博物館蔵 上杉家から三島大社に奉納された太刀、 刀を下げる帯、金属で編む兵庫鎖。 サヤには、漆の上に多くの金粉を蒔き研ぎ出し、 つがいの鳥文様を、少し浮かび上がらせ、 ツバには、飛ぶ鳥を透し彫り。 古来珍重される太刀の福岡一文字派により、銘は一。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/ART徳島城博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-徳島県立博物館
- 2022年2月20日 • 特集
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もういつく寝ると、お正月。 動きのあるイマジネーションこそ、 日本の美。 台付からくり輪舞(リンブ)人形 茗荷屋半左衛門(ミョウガヤハンザエモン)作 江戸時代 正徳3(1713)年 東京国立博物館蔵 台座の棒を回すと、 三味線の音に合わせて回転する、 からくり輪舞人形。 繊細な細工のミニチュア、ひなを、 愛おしく感じる日本人。 イマジネーションを楽しむ、それは美。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/FESTIVAL徳島県立博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-徳田秋聲記念館
- 2022年2月20日 • 特集
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見たいものに出向く時、 予想しない美しいものに出会うことがある。 美は情報ではなく、体験だ! 葛飾北斎 凱風快晴 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 晩夏から初秋、朝日に染まる赤富士。 ベルリアンブルー(ベルリンの藍)で際立たす。 西洋から立体描写を学び、 木版画の平面に色彩の組み合わせ、 奥行きを描く。 西洋の印象派にも影響を与える。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/CHARM 徳田秋聲記念館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-徳川美術館
- 2022年2月20日 • 特集
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戦闘集団に、美は不要。 サムライに、美は必需。 美は、刹那主義を回避する。 梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ) 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1840)が、 江戸幕府を開く家康公の命日に、東照宮に奉納の太刀。 サヤの上部を、ツカもまく糸で巻く、 格調高い太刀の外装(拵 コシラエ)。 漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、 梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/VICTORY徳川美術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-徳川園
- 2022年2月19日 • 特集
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何かを見立てる庭園は、 イマジネーションの泉。 見立ては、思考の滑走路。 志野茶碗 銘 振袖 安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵 柔らかいモグサの土を使い、 真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、 少し張りのある胴。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、 白いユウヤクをかけて焼く。 温もりと振動のイマジネーション。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/GARDEN徳川園 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-徳川ミュージアム
- 2022年2月19日 • 特集
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鎧や刀の鞘を、 花鳥風月で飾るサムライ。 非常を非情としない美。 群鳥文(グンチョウモン)兵庫鎖太刀(ヒョウゴクサリノタチ) 号 上杉太刀 太刀 銘 一 鎌倉時代 13世紀 東京国立博物館蔵 上杉家から三島大社に奉納された太刀、 刀を下げる帯、金属で編む兵庫鎖。 サヤには、漆の上に多くの金粉を蒔き研ぎ出し、 つがいの鳥文様を、少し浮かび上がらせ、 ツバには、飛ぶ鳥を透し彫り。 古来珍重される太刀の福岡一文字派により、銘は一。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/ART徳川ミュージアム https://gotokyoonline.org/