- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-芦ノ湖
- 2021年6月25日 • 特集
-
恐れはなくならない。 美もなくならない。 和すれば、事態は変りゆく。 色絵花鳥文大深鉢(オオフカバチ)—伊万里(イマリ)・柿右衛門(カキエモン)様式 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 柔らかく暖かな雰囲気、 九州・有田の柿右衛門のスタイル。 平安時代から和様の花鳥図を題材に、 暖色系の色彩で描かき、 非対称、乳白色の余白、豊かな構図。 また茶発色のウワグスリで、口縁を飾る。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOLKLORE芦ノ湖 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-愛媛県歴史文化博物館
- 2021年6月24日 • 特集
-
人は鳥と同じく、渡りの生き物だった。 豊かさを求め、旅する生き物になる。 豊かさと美は、交換するものとなる。 染付雪景(ソメツケセッケイ)山水図皿(サンスイズサラ) 江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵 白地に酸化コバルトで下絵を描き、 ガラス質のユウヤクをかけて焼く。 ソメツケという青いモノクロ表現。 肥前・佐賀の鍋島藩の鍋島焼は、 献上品や贈答品として、徹底して技巧を追求。 焼物の絵とは思えない世界! 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/EARTH愛媛県歴史文化博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-愛媛県美術館
- 2021年6月24日 • 特集
-
美を光学化する、 それが近代化。 カラダの外で、美は先鋭化した。 黒田清輝 「読書」 明治24(1891)年 東京国立博物館蔵 薩摩藩士の子供に生まれ、 明治時代の洋画界をリードした黒田が、 パリ・サロンに初めて入賞した作品。 射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、 柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。 マリアへの想いも語られる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/CHARM愛媛県美術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-阿波和紙伝統産業会館
- 2021年6月24日 • 特集
-
女手(おんなで)、散らし、書のリズム。 女子も、男子も、 エレガンスは、いつもアナログ。 見返り美人図 菱川師宣(ヒシカワモロノブ)筆 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 「浮世絵の祖」菱川師宣、 版画ではなく、筆で描く浮世絵。 江戸オリジナルの様式美、 美人の立ち姿、その一人立ち。 歩みの途中でふと振り返る、 その一瞬を描く。その先には? 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/SKILL阿波和紙伝統産業会館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-阿波海南文化村
- 2021年6月23日 • 特集
-
祈りと願い。 祈りの美があり、願いの美はなし。 美は、撞着(ドウチャク)を区分する。 海磯(カイキ)鏡 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ) 中国・唐時代または奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 よく溶かした、青銅より硬い白銅の鏡。 鏡の裏面の四方に、険しい山に樹林、 岩に座る人に獅子と鹿、鳥、 波間には釣りする人を表している。 天平8(736)年の聖徳太子のご命日に、 光明皇后(701-760)が法隆寺に奉納した大型鏡。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/REANIMATION阿波海南文化村 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-阿蘇神社
- 2021年6月23日 • 特集
-
螺旋の遺伝子は、 みんな、「原初」につながる。 神話は、「原始」につながる。 変化朝顔図 江戸時代 19世紀 国立歴史民俗博物館蔵 突然変異を利用した変化朝顔を収録する書物の一部。 自家で受粉し、自殖性が高い朝顔は、見た目違いが現れる。 江戸文化・文政期(1804-30年)、 大坂・京都・江戸で、変化朝顔を競い合うことが流行。 19世紀後半、武士や富裕な町人、僧侶に「奇品」育成ブーム。 明治・大正期の変化朝顔のブームにつながる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/MYTHOLOGY阿蘇神社 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-阿蘇火山博物館
- 2021年6月23日 • 特集
-
破壊と再生。 そこに日本の美の必然がある、 意味がある。 東京国立博物館 本館(正面階段) GO TOKYO ONLINE ロケ地 関東大震災(1923)で被災の赤レンガの旧本館にかわり、 渡辺仁(1887-1973)と内司寮(宮内省)設計、大林組の施工。 正面玄関は大階段。 吹き抜けの格天井、一部は採光する屋根。 大理石の手すりに、アール・デコ・スタイルの照明。 大震災で被災した来館者への想いも重なる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/MOUNTAIN阿蘇火山博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-阿光坊古墳群
- 2021年6月23日 • 特集
-
首長に古墳は造れない。 王によって造られる。 首長は慣習を持ち、 王はシステムを持つ。 鉄製鋲留(ビョウドメ)短甲(タンコウ/ミジカヨロイ)と小札(コザネ)鋲留眉庇付冑(マビサシツキカブト) 古墳時代 5−6世紀 東京国立博物館蔵 ミジカヨロイは、古墳の副葬品で出土し、 埴輪などにも見られるモノ。 コザネは、小さな鉄板で連続させて 頭や胴を守るように、鋲で留める。 兜の上には、2つの半球形金具を筒状金具で接続。 僧侶の使うホッス(払子)のような飾りがつけられた? 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/CONSCIOUS阿光坊古墳群 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-わたらせ渓谷(車窓の渓谷美)
- 2021年6月23日 • 特集
-
江戸が終わり、蒸気が文明になる。 ガス灯、電気に変わり、一人の旅が始まった。 旅に、美意識を忘れずに。 寛永寺 常憲院霊廟(ジョケンインレイビョウ) GO TOKYO ONLINE ロケ地 江戸幕府5代将軍、徳川綱吉(ツナヨシ)の霊廟。 1625年に徳川将軍家が建立した、 上野・寛永寺は、徳川将軍家の菩提寺。 門柱が前後左右の四脚の門、 銅の瓦の屋根、前後に丸い軒のカザリ。 軒下には金の下地に、透し彫りの葵の紋。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/LONGINGわたらせ渓谷(車窓の渓谷美) https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-わたらせ渓谷(高津戸峡)
- 2021年6月22日 • 特集
-
温もりに美、 脈動に美。 皮膚感が、正解の日本の美。 聖護院の庭 浅井忠 明治37(1904)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈 佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、 文明開化でフランスに留学した浅井。 光の微妙な変化が現れる水辺で、 自然観察し、日々写生した。 留学から帰国後、京都に移住し、 自宅近くの聖護院から描く水彩画の作品。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOLKLORE わたらせ渓谷(高津戸峡) https://gotokyoonline.org/