- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-浦添市美術館
- 2021年7月8日 • 特集
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美は、実は複雑系。 だから立ち姿は、シンプル。 素敵なものは数多く、 美しいものは限られる。 見返り美人図 菱川師宣(ヒシカワモロノブ)筆 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 「浮世絵の祖」菱川師宣、 版画ではなく、筆で描く浮世絵。 江戸オリジナルの様式美、 美人の立ち姿、その一人立ち。 歩みの途中でふと振り返る、 その一瞬を描く。その先には? 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/SKILL浦添市美術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-臼杵城(跡)
- 2021年7月8日 • 特集
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天守は虚(ウツロ)い、石垣は残る。 天守は無情、石垣は有情。 今と時を知る、組み合わせの美。 葡萄図 立原杏所(タチハラキョウショ)筆 江戸時代 天保6(1835)年 東京国立博物館蔵 立原杏所(1786~1847)は水戸藩の藩士で、 また絵師ではない人が描く文人画の南画家。 そのスタイルは謹直で穏やかなのだが、 酔いにまかせ描くこの作品は、大胆で奔放。 フラットで温暖な中国・江南の風土から生まれた とらわれることなく自然の風情を描く画が、南画。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/LANDSCAPE臼杵城(跡) https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-臼杵 磨崖仏
- 2021年7月7日 • 特集
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見たいものに出向く時、 予想しない美しいものに出会うことがある。 美は情報ではなく、体験だ! 葛飾北斎 凱風快晴 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 晩夏から初秋、朝日に染まる赤富士。 ベルリアンブルー(ベルリンの藍)で際立たす。 西洋から立体描写を学び、 木版画の平面に色彩の組み合わせ、 奥行きを描く。 西洋の印象派にも影響を与える。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/GATE臼杵 磨崖仏 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-臼杵 二王座
- 2021年7月7日 • 特集
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しのぎ(鎬)を削理、 刃は最後。 イッ線の美学。 梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ) 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1840)が、 江戸幕府を開く家康公の命日に、東照宮に奉納の太刀。 サヤの上部を、ツカもまく糸で巻く、 格調高い太刀の外装(拵 コシラエ)。 漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、 梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/STREET臼杵 二王座 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-碓氷峠
- 2021年7月7日 • 特集
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都会はMarket(市場)。 Value(市場価値)を意識する。 美意識は、もう一つのValue(価値)。 開基勝宝(カイキショウホウ) 奈良県奈良市西大寺町(旧畠山)出土 奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵 日本最古で、唯一の金銭。 奈良・天平時代(760)に、朝廷が通貨の規範として鋳造。 銅銭10で銀銭1、銀銭10で金銭1に当てたという。 奈良・天平時代(752)に、東大寺の大仏が、 いのりの規範として完成。 全国に国分寺、国分尼寺が建立される。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/INDUSTRY碓氷峠 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-宇和島城
- 2021年7月6日 • 特集
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天守は虚(ウツロ)い、石垣は残る。 天守は無情、石垣は有情。 今と時を知る、組み合わせの美。 葡萄図 立原杏所(タチハラキョウショ)筆 江戸時代 天保6(1835)年 東京国立博物館蔵 立原杏所(1786~1847)は水戸藩の藩士で、 また絵師ではない人が描く文人画の南画家。 そのスタイルは謹直で穏やかなのだが、 酔いにまかせ描くこの作品は、大胆で奔放。 フラットで温暖な中国・江南の風土から生まれた とらわれることなく自然の風情を描く画が、南画。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/COEXISTANCE宇和島城 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-宇和島市立伊達博物館
- 2021年7月6日 • 特集
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近代化は、 Market Value(市場価値)で、 必需を決める。 一方、日本の美意識は、 必然だった。 火焔土器 縄文時代(中期) 前3000—前2000年 東京国立博物館蔵 縄文人の宇宙観を表しているとも言われる 不思議な世界を表現する。 眼が奪われる装飾の上部。 渦巻き状で装飾の下部。 頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、 積み重ねる技がそれを生み出す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/STUDY宇和島市立伊達博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-宇宙科学技術館
- 2021年7月6日 • 特集
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電気の無かった時代。 日の明かりが、時間の尺度。 時間は、伸び縮んだ。 歌川広重「名所江戸百景 上野山した」 江戸時代 安政4(1857)年 東京国立博物館蔵 1853年、ペリーの黒船来航。 広重が死の直前まで制作した代表作。 近景、遠景の何気ない江戸の風景を、 フカン、チョウカンを駆使して斬新な構図。 広重は来たる時代を感じ、 日本の情愛ある美しさを保全した。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/UNCOVENTIONAL宇宙科学技術館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-宇太水分神社
- 2021年7月5日 • 特集
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リスポンス、返答、リスポンス、返信。 あれ、ちょっと、、、が、 日本の美。 斑鳩(イカルガ) GO TOKYO ONLINE ロケ地 飛鳥と法隆寺をつなぐ太子道(筋違道スジカイミチ)は、 北北西に20度ズレ、真っ直ぐに延びる道。 斑鳩は、大和川の水運で難波とつながる都市として設計。 古代ソポタミアやペルシャでは、 冬至の日に、豊穣を司る水の神星、シリウスと 正対する北北西に20度上に神殿都市が作られた。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/AGRICULTURE宇太水分神社 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-宇治上神社
- 2021年7月5日 • 特集
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草木の色は輝き、 染めは滲(にじ)む。 ぼかしの美は、 溶け合う温かさ。 変化朝顔図 江戸時代 19世紀 国立歴史民俗博物館蔵 突然変異を利用した変化朝顔を収録する書物の一部。 自家で受粉し、自殖性が高い朝顔は、見た目違いが現れる。 江戸文化・文政期(1804-30年)、 大坂・京都・江戸で、変化朝顔を競い合うことが流行。 19世紀後半、武士や富裕な町人、僧侶に「奇品」育成ブーム。 明治・大正期の変化朝顔のブームにつながる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/STORY宇治上神社 https://gotokyoonline.org/