明日をも輝かせる仏像の目に注目の特別展!
東京国立博物館本館国宝室で、2018年10月2日—10月28日に展示される虚空蔵菩薩像 は、平安時代12世紀の仏画。時は移り12世紀末には、全国規模で源氏と平家の内乱が発生。平家は、南都奈良の東大寺の大仏さまも焼いてしまいます。さらに大規模災害が重なります。まさに世紀末的な世の中。でも「やっぱりそれを乗り越えて行こう!」と13世紀に入り、新しい仏教美術がクリエートされる。その一例が仏像彫刻における。仏像の目の部分に、水晶をはめ込む技法。展示会場で確認してみて下さい。平安と鎌倉の時代の違いを体感できます。
特別展 「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
東京国立博物館 平成館 特別展示室第3室・第4室 2018年10月2日—12月9日
展観覧料金 一般1400円、大学生1000円、高校生800円
