絵師は、データサインエンティスト
21世紀は、人とA.I(人工頭脳)が共生する時代。ディープラーニングは、多層の情報の関連性をエンジニアリング的に学習する手法。
徳川将軍家の絵師、が描く国宝 (17世紀)。
150年近く続いた「戦いの時代」が終わり、花の下で女も男も踊ります。絵師はアーティストではなく、膨大な美のデータから、将軍のような注文主が、ハッピーになれるテーマや構図、描き方を導き出す、データサインエンティスト。絵師の技はアルゴリズム、絵師の修業はディープラーニングでした。

国宝 花下遊楽図屏風 狩野長信 筆(江戸時代・17世紀)
東京国立博物館本館2室(国宝室)2019年3月12日—4月7日展示予定