フィリピン プエルト・プリンセサ地底河川国立公園

2013年4月24日

世界遺産+

フィリピン プエルト・プリンセサ地底河川国立公園
Puerto-Princesa Subterranean River National Park

Palawan Province
      

洋マレー文化圏

      

フィリピン諸島の南西、南シナ海に面するパラワン島は、古代からボルネオ島からフィリピン諸島に向かう中継地で、12世紀からマレー人が入植する地。島のセント・ポール山は石灰岩台地で、その鍾乳洞内に海につながる地下川プエルト・プリンセサが8.2kmに及び流れる。潮の干満の影響で地形が形成され深さも変わる。下流部分には、潮の影響による独特の生態系をもつコウモリや蝶が生息する。公園専用ボート以外の船の運航は禁止。
©2013 UNESCO
  • 沖縄・首里城

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    〜15 世紀の中継貿易で栄えた那覇港を見下ろす丘陵地にある琉球王国の王城跡。造形に適する石灰質の砂岩を丁寧に敷き詰め、積み上げられている。王宮は第2次大戦の沖縄戦で破壊されたが、13世紀末から成立した思われる首里城跡は、2000年(平成12)に世界遺産に登録された。                                           

  • 沖縄・浦添城(グスク)

    覇市に隣接する浦添市の浦添大公園にある国の史跡で、土台は隆起した珊瑚礁が長さ約400m続いている断崖の上に築かれた。浦添城は初代琉球国王の舜天(しゅんてん)が創建し、東西約380m、南北約60〜80mで、北は急崖で、南は緩斜面となる。造形に適する石灰質の砂岩を丁寧に敷き詰めて、積み上げられる首里城の建築手法はここで生まれる。

  • 沖縄・沖縄県立博物館

    覇のおもろまちに2007年に県立美術館と併設して開館。1200kmに2001の島々が分布する沖縄諸島は、日本列島と姉妹島列、琉球孤からなる。珊瑚礁から生まれた平らな島と火山活動で生まれた高い島が混在。環境の違いから生まれた各島の生き物や文化をわかりやすく展示紹介。沖縄本島は構成が組み合わされた島で、南は首里城、北はジャングル。            

フィリピン プエルト・プリンセサ地底河川国立公園

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