インドネシア・スマトラの熱帯雨林遺産

2013年4月24日

世界遺産+

インドネシア・スマトラの熱帯雨林遺産
Tropical Rainforest Heritage of Sumatra

Provinces of Nanggroe Aceh Darussalam, Sumatra Utara (North Sumatra), Jambi, Sumatra Barat (West Sumatra), Sumatra Selatan (South Sumatra), Bengkulu, and Lampung on the Island of Sumatra
      

ジアのゾウ、スマトラゾウが生き残る

      

紀元前70000〜紀元前14000年頃はヴュルム氷河期。生き物は氷河期になれば南に陸を渡る。スマトラゾウはアジア大陸と陸続きの頃にスマトラ島に渡ったアジアゾウの亜種、現在は絶滅危惧種。「森の人」といわれるオランウータンは、現在は近絶滅種。熱帯雨林に生きるスマトラ固有の哺乳類は、森林伐採で森が100年で8割焼失したことで減少している。スマトラでしか見られない生き物を守る国立公園群が世界遺産に登録される。
©2013 UNESCO
  • 広島・三原市歴史民俗資料館

    島県南部の三原市は、浮城・三原城を起源とする。三原城の名前は後背の桃山の谷間から流れる湧原、駒ヶ原、小西原の3つの川と川にできた平地を原と呼んだことによる。当資料館では、三原の歴史民俗をのぞきからくりや三原酒などで紹介し、また当地が太古大陸と陸続きであったことを示すナウマンゾウの化石を展示。三原が太古サバンナだったことを伝える。

  • 兵庫・明石市立文化博物館

    991年に開館し、明石の歴史をテーマ別に紹介する博物館。明石のあけぼの展示では、200万年前に棲息した「アカシゾウ」の実物大模型を展示し、明石原人の腰骨の複製を展示する。1931(昭和6)年に明石の西八木海岸で骨が発見された明石原人は、ジャワ原人や北京原人と異なり、猿人から新人までのどの進化段階に該当するかは不明な存在。         

  • 静岡・浜松市博物館

    岡県西部、浜松市にある国が指定する史跡、縄文期の貝塚「蜆塚遺跡(しじみづかいせき)」に隣接し、原始から近代までの浜松地域の歴史資料を紹介する博物館。原始コーナーでは大陸が陸続きの時代に渡来したナウマン象の骨格模型が展示され、続く縄文時代では、東海地方有数の貝塚である蜆塚遺跡の内容を中心に狩りや採集の時代の生活を紹介する。    

インドネシア・スマトラの熱帯雨林遺産

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