- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-相馬野馬追
- 2021年12月28日 • 特集
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人智を超えて神智を知るとは、 身体で反応すること サムライは、場の生き物だった。 歌川広重「名所江戸百景 上野山した」 江戸時代 安政4(1857)年 東京国立博物館蔵 1853年、ペリーの黒船来航。 広重が死の直前まで制作した代表作。 近景、遠景の何気ない江戸の風景を、 フカン、チョウカンを駆使して斬新な構図。 広重は来たる時代を感じ、 日本の情愛ある美しさを保全した。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/FESTIVAL相馬野馬追 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-相国寺
- 2021年12月28日 • 特集
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戦闘集団に、美は不要。 サムライに、美は必需。 美は、刹那主義を回避する。 梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ) 江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵 11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1840)が、 江戸幕府を開く家康公の命日に、東照宮に奉納の太刀。 サヤの上部を、ツカもまく糸で巻く、 格調高い太刀の外装(拵 コシラエ)。 漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、 梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/ZEN相国寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-曹洞宗 春日山 林泉寺
- 2021年12月27日 • 特集
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鎧や刀の鞘を、 花鳥風月で飾るサムライ。 非常を非情としない美。 群鳥文(グンチョウモン)兵庫鎖太刀(ヒョウゴクサリノタチ) 号 上杉太刀 太刀 銘 一 鎌倉時代 13世紀 東京国立博物館蔵 上杉家から三島大社に奉納された太刀、 刀を下げる帯、金属で編む兵庫鎖。 サヤには、漆の上に多くの金粉を蒔き研ぎ出し、 つがいの鳥文様を、少し浮かび上がらせ、 ツバには、飛ぶ鳥を透し彫り。 古来珍重される太刀の福岡一文字派により、銘は一。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/ZEN曹洞宗 春日山 林泉寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-早池峰神社
- 2021年12月27日 • 特集
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音の高さ(ピッチ)の集まりを、 和音と訳す近代化。 ピッチは調子、多調子は日本の美。 法隆寺 金堂 GO TOKYO ONLINE ロケ地 金堂は法隆寺西院、最古の建築の伽藍(ガラン)。 出の深い軒を、ハリ(梁)やタルキ(架)を支える部材が、 色褪せぬ安定した美を造りだす。 金堂の壁画は7世紀末頃描かれ、 インド・アジャンター石窟群の壁画と共に アジア古代仏教絵画の代表とされる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/GOD早池峰神社 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-早池峰山
- 2021年12月27日 • 特集
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イッパイ、不安、不安、不安、、、 美、美、美、、、イッパイ。 今はどっち? 花下遊楽図屏風 (カカユラクズビョウブ) 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 背景に水墨画の技法。 落ち着いた背景で匂うように浮き出たさまが優雅。 戦国時代からの動乱が収まり、 江戸幕府のもと平穏な時代がくる予感。 そして、水墨で描かれたお山が見守っている、 日本は、やっぱりお影様。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/MOUNTAIN早池峰山 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-早出川渓谷
- 2021年12月26日 • 特集
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情報化時代でも、 皮膚感に置き換えられる、 日本の美。 観音菩薩立像 法隆寺献納宝物 飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵 フタエにあどけない童子の姿。 唇はごくわずかに朱色。 装身具や衣、台座の縁を 特殊な彫刻刀(タガネ)で、 丁寧に、丁寧に文様を打ち出す。 そうして気品が、醸し出された。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOREST早出川渓谷 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-倉紡記念館
- 2021年12月26日 • 特集
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欧米化。電気化。デジタル化。 外来文明を装いとする しなやかさが日本の美。 黒田清輝 「湖畔」 明治30(1897)年 東京国立博物館蔵 樺山愛輔氏寄贈 明治時代に洋画壇をリードした黒田が、 箱根・芦ノ湖でのちに妻となる女性をモデルにする。 パリで外光を描く技法を学んだ後、 日本の夏を、淡くしなやかに描く。 水分を含む空気、 日本独自の洋画表現。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/CHARM倉紡記念館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-倉敷美観地区
- 2021年12月26日 • 特集
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欧米化。電気化。デジタル化。 外来文明を装いとする しなやかさが日本の美。 黒田清輝 「湖畔」 明治30(1897)年 東京国立博物館蔵 樺山愛輔氏寄贈 明治時代に洋画壇をリードした黒田が、 箱根・芦ノ湖でのちに妻となる女性をモデルにする。 パリで外光を描く技法を学んだ後、 日本の夏を、淡くしなやかに描く。 水分を含む空気、 日本独自の洋画表現。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/STREET倉敷美観地区 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-双林寺(杉薬師)
- 2021年12月25日 • 特集
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手で感じる美。 あわせた温もり。 ほっとさせるマインドが、美しい。 写生帖(シャセイジョウ) 円山応挙(オウキョ)筆 江戸時代 寛政5(1793)年 東京国立博物館蔵 応挙(1733-95)は、写生を重視する。 磨いた写生の技を生かした、 心に響く構図性と色彩感で京などで人気。 当時、実用的な面から博学の興味が高まる。 すべてが、実物の写生ではないが、 客感的に生を捉える、その筆を持つ手。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/PRAY双林寺(杉薬師) https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-蘇梁館
- 2021年12月25日 • 特集
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掛け値で、金持ち。 掛け値無しで、粋。 掛けの按配(アンバイ)、妙(ミョウ)という。 遊女と禿図(カムロズ) 江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵 やや角張った顔立ち、広い額、 切れ長の目、無造作な口。 太く、また細く衣服の形やシワを描く線。 そっと耳打ちする大きな遊女、 小さな見習いの童女。 様式化されたその美。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/UKIYO/STYLE 蘇梁館 https://gotokyoonline.org/