万環百話
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頼朝と法然をつなぐ糸2〜親鸞 頼朝と法然⑬ |

武家の棟梁、征夷大将軍となり鎌倉幕府を開き、名実共に武家の時代を確立した頼朝は、建久10(1199)年に突然に世を去ることになる。その後浄土真宗の宗祖となる親鸞は、師の法然の草庵を訪ねている。頼朝の死と親鸞。親鸞は源氏の親族である。母の吉光女の父は義朝で、頼朝と親鸞はおじ・おいである。頼朝は、建久元(1190)年の上洛の際に、兄弟・姉妹一族の供養を行っている。親鸞の母もまた熱心に阿弥陀仏を信仰した。
頼朝と法然
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