フィリピン・トゥバタハ岩礁自然公園

2013年4月24日

世界遺産+

フィリピン・トゥバタハ岩礁自然公園
Tubbataha Reefs Natural Park

Municipality of Cagayancillo, Province of Palawan
      

ジアの精神文化遺産

      

フィリピン諸島南西パラワン島の東、スールー海3200haの海域に、多様なサンゴと多彩な魚が生息し、太古のサンゴ礁に近いものが残る。379種類の魚介類、46種類のサンゴなどの腔腸動物の豊かな海で、パラワン島のバジャール族は、原始的な素潜りで狩りのような漁をする。ひとは氷河期になれば南に陸を渡り、温暖化すれば北に船で移動する。気候変動に伴い3万年前東南アジアと陸続きのスンダランド平野から、ひとは海を北に移動した。
©2013 UNESCO
  • 三重・ミキモト真珠島

    重県鳥羽市にあり、御木本幸吉が世界ではじめて真珠の養殖に成功した島。そしてその成功には、海底に潜ってアコヤ貝を採取し、核入れした貝を再び海底へ戻し、赤潮襲来や台風時に貝をいち早く安全な場所に移した海女の活躍で支えられた。この島では今も白い磯着の海女の潜水実演を見ることができる。こうして静謐なる美は生み出された。                

  • 三重・真珠博物館

    キモト真珠島にあり、天然真珠のアンティークジュエリーや、養殖真珠の時代を切り開いた先駆者たちを紹介するミュージアム。世界中の人々をを魅了する真珠。その真珠と人の関わりを、実物や標本に映像などを駆使して展示する。また博物館スタッフが、実物・標本・映像などを使って、真珠養殖や真珠製品についての詳しい説明もする。                 

  • 三重・楯ケ崎観光遊覧

    伊半島熊野灘に面する楯ケ崎は、高さ70m・周囲600mの大岸壁で、まっすぐな無数の柱が連なる「柱状節理」の地形。周辺には奇岩・巨石や貴重な植物体系が多くみられ、吉野熊野国立公園・特別保護地区に指定される。楯ケ崎の裏手に高さ170mの海金剛があり、海上遊覧船からしか見ることができない大迫力の見事な絶壁。また豊かな漁場をつくる。          

フィリピン・トゥバタハ岩礁自然公園

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