インドネシア・プランバナン寺院群

2013年4月24日

世界遺産+

インドネシア・プランバナン寺院群
Prambanan Temple Compounds

Province of Central Java
      

南アジア多神教の拠点

      

インドネシア・ジャワ島中部南岸ジョグジャカルタにあるヒンドゥー教寺院群。4世紀北インド全域を支配する大王国グプタ朝が登場、インド船交易を通じ東南アジアにインド化が広がる。10世紀のプランバナン遺跡は、インド古代叙事詩の浮彫が飾られ、高さ47mのシヴァ神殿に、左右23mのヴィシュヌ神殿・ブラフマー神殿を配するジャワ建築の傑作。そして傑作を生み出したヒンドゥー教徒は、後にジャワ島のイスラム化でバリ島に移ることになる。
©2013 UNESCO
  • 青森・三内丸山遺跡

    森の八甲田山から続く緩やかな丘陵の先端、沖館川右岸の河岸段丘上にある縄文時代前期中頃から千年以上つづいた大規模集落遺跡。住居群や倉庫群の他、3層の掘立柱建物が再現されている。出土品から縄文人には、死という概念がなく、「魂は動植物もひとしく大地と宇宙を循環する」と考えていたと思われる。また集落を見下ろす八甲田山を近い、存在と見ていた。

  • 青森・青森県立美術館

    内丸山遺跡に隣接し、青木淳が設計した地下2階、地上2階の都会的でありながら、土の大きな溝に凹凸の白い構造体を被せ、遺跡との一体化をはかる美術館。縦9m、横15mのシャガール作バレエ「アレコ」の舞台背景画3点をアレコホールという空間で一度に見ることができ、高さ8.5mの奈良美智作の「あおもり犬」が野外にインスタレーションされる。        

  • 青森・青森県立郷土館

    青森銀行本店の建物に、明治100年を記念して1973年に開館し、三内丸山遺跡、遮光器土偶のつがる市亀ヶ岡遺跡などの県内の考古遺跡を紹介する。また世界遺産登録の白神山地などの自然の分野や、青森の歴史・民俗・産業の分野もわかりやすく展示。そして津軽海峡を超えて、古代人が交流した歴史を伝える。                          

インドネシア・プランバナン寺院群

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