ラオス・ルアン・パバンの町

2013年4月23日

世界遺産+

ラオス・ルアン・パバンの町
Town of Luang Prabang

Province of Luang Prabang
      

の民の荘厳なる街

      

13世紀モンゴルの中国・雲南侵入で南下しはじめたラーオ族は、14世紀に河の民ラーオを統一するランサン王国を建国する。メコン川とカーン川の合流地点につくられた都、ルアン・パバン。タートチョムシー仏塔があり、町並みを一望するプーシーの丘からの夕陽は荘厳に輝き、16世紀王家菩提寺ワット・シェントーン寺院の屋根は、軒に向かい低く流れる。そして35kmメコン川上流のタムティン洞窟には、4,000体の仏像が安置される。
©2013 UNESCO
  • 山形・最上川夕照

    上川は山形県を、福島県に接する米沢の吾妻山付近から日本海の酒田まで229kmを流れる川。その水量豊富な流れとともに最上川にかかる夕照は、古代から多くのひとを温かにし癒してきた。江戸時代に舟運が発達し、内陸の紅花や米が酒田を経て、京・大阪、江戸に運ばれ、ひな人形などの上方・江戸文化が最上川を通じて運ばれ流域の旧家に根付いた。

  • 山形・東の杜資料館

    形・東根の江戸時代の旧家、横尾家の酒蔵を利用した歴史民俗資料館。縄文期の土器や、近世の長瀞陣屋絵図、東根城絵図、紅花絵巻、近代の民俗資料など500点あまりが展示紹介されている。特に縄文時代の異形注口土器はめずらしい容姿をもち、古代、最上川を通じて広く東北地方とつながっていたことを示唆する。               

  • 山形・最上峡芭蕉ライン

    上川舟運の難所は村山市の碁点、隼、三ヶ瀬の3カ所で、それを超えるとおおらかな大河の流れとなる。山形県戸沢村古口では、緑濃い山々、四季折々に移り変わる両岸の風景を楽しめる川下りがある。難所以外はおおらかな最上川を、芭蕉は「五月雨を集めて早し最上川」と詠う。風雅の極みを訪ねる漂白の旅をする芭蕉がとらえた最上川の持つ一面でもある。

ラオス・ルアン・パバンの町

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