スリランカ・古都ポロンナルワ

2013年4月22日

世界遺産+

スリランカ・古都ポロンナルワ
Ancient City of Polonnaruwa

North Central Province, Polonnaruva District
      

済は拡大化し、仏教美術は高踏化した

      

11世紀、東南アジア交易を行うインド南部のチョーラ朝の北からの侵略を逃れ、スリランカのシンハラ王朝は、都を北中部州のポロンナルワに移す。12世紀のパラークラマ・バーフ1世は、都の周囲に防衛と農業のためにパラークラマの海と言われる灌漑用貯水池を造り、農業と交易を発展させ、仏教王朝は最盛期を迎える。ガル・ヴィハーラの磨崖仏は、仏教美術の最高傑作。ポロンナルワは、東南アジアに広まる上座部仏教の信仰の中心となる。
©2013 UNESCO
  • 大分県立歴史博物館

    分・宇佐の高森字京塚の宇佐風土記の丘、九州有数の大規模な古墳群川部・高森古墳群内にあり、宇佐神宮や国東半島の六郷満山の八幡・仏教文化を展示紹介する博物館。国宝富貴寺や熊野磨崖仏、臼杵磨崖仏の実物大複製模型などが展示される。山岳信仰が生み出した磨崖仏とやがて美術性を高め芸術となる里の磨崖仏をわかりやすく展示紹介する。

  • 大分・熊野磨崖仏

    分国東半島の豊後高田市にある平安後期の磨崖仏。田原山山麓の駐車場から300m、熊野神社に向かう手作りの急な石段の山道の岩壁に、8mの半身像の不動明王像と高さ約6.8mの半身像の大日如来像の2像が並ぶ。磨崖仏は岩壁を浮き彫る。山自身を神や仏と見れば、磨崖仏は山を表すレリーフ。また国東の岩壁質は造形に適した。         

  • 大分・臼杵(磨崖仏)

    分・臼杵にある平安後期及び鎌倉期の60あまりの国宝磨崖仏。4か所に分かれてあり、古園石仏群、山王山石仏群、ホキ石仏第一群、ホキ石仏第二群とよばれている。岩壁に高肉彫りで造形され、像の表面は当時の彩色が残る。それぞれに、傑作秀作ぞろいであり、表情豊かな御仏の姿は、みる者の心にやすらぎをあたえる。            

スリランカ・古都ポロンナルワ

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