ネパール・チトワン国立公園

2013年4月22日

世界遺産+

ネパール・チトワン国立公園
Chitwan National Park

Chitwan District of the Narayani Zone
      

いなる生命循環を伝える

      

ネパール南部タライ平原にあり、急激に減少するジャングルを保護する公園。太古大陸が分裂・移動してインド亜大陸がユーラシア大陸に衝突してヒマラヤ山脈は生まれた。エベレストは海の底だった。そしてこの公園は、標高が50〜200mで亜熱帯気候。インドサイやベンガルトラ、淡水イルカなど絶滅が危惧される動物が生息する。東西80km、南北23kmに及ぶ公園は、もとは王家の狩猟地で、耕作地開発をまぬがれた。
©2013 UNESCO
  • 長野・信州新町化石博物館

    野市信州新町の琅鶴湖のほとりにあり、世界最古のクジラの化石や、恐竜の骨格標本などを展示し、化石からわかる生命の歴史を体験的に学べる楽しい博物館。太古長野は海の底だった。地殻変動で大陸から孤状に切り離された日本列島は、また東西に分断される。伊豆の島がプレートで北上し半島となり、長野の山々が海底より隆起して、列島はまたひとつになる。

  • 長野・大王わさび農場

    島をつなぐ長野の山々が浄化した生命力溢れる水。北アルプスの湧き水を利用した長野・安曇野にある日本最大規模のわさび農場。わさび田の湧水は一日12万トンで、水温は年間通して13℃。収穫は年間通して行われる。日米合作映画、黒沢明監督の「夢」〜水車のある村のロケ地であり、敷地内に民話に登場する八面大王が祀られる大王神社がある。       

  • 長野・安曇野ジャンセン美術館

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    993年開館した、風景や静物画、花や踊り子を描く作品が世界中の主要美術館で所蔵されるアルメニア人のジャン・ジャンセンの世界初の専門美術館。自然はダイナミックに躍動し生命循環のシステムを生み出す。ひとは手間と美意識で、荒々しさを緩和し和ませ生命の循環を支える。自然でも神でもないひとの大切なことを思い出させてくれる美術館。         

ネパール・チトワン国立公園

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