現代のレインボーブリッジは、色を合わせかさねる橋。日本文化は古代から色合わせや、裏地を透かす色かさねを楽しんだ。平安貴族の十二単(じゅうにひとえ)や、武家の兜や鎧のグラデーションをつけて色糸を通し連ねる匂縅(においおどし)。私たちは色を合わせかさねて、「移ろい」を感じ取っていたのです。自然もひとも全てものが移ろいいく。それらをあわれみ、また愛でる。雅も天晴れも、その美には「移ろい」があったのですね。
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