2013年4月4日
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10月、その雅びに驚く高山祭!
日光東照宮「陽明門」ごとくの屋台登場。高山の匠は冬、京での宮大工の務めで生まれた。美は質量を持つことを知る旅
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秋の高山祭
問合せ先:高山市観光課
Tel:0577-32-3333
日
本三大美祭の高山祭は、祭り自体は金森氏の領地の時代から始まる。巧みな人形の動きを披露するからくり奉納、仕掛けが施された戻し車など、「飛騨の匠」たちの伝統と技術が脈々とうけつがれ、高山祭の屋台は江戸時代後期に花開く。その豪華絢爛さから「動く陽明門」とも言われている。
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飛騨春慶
問合せ先:高山市商工観光部観光課
Tel:0577-35-3145
飛
騨春慶は、約400年前、金森氏が城下に神社仏閣を造営中、工事に従事していた棟梁高橋喜左衛門が、たまたま打ち割った批目(へぎめ)の美しさに心を打たれ盆に仕上げ、成田三右エ門が木地を生かし、淡黄に黄金色を放つ透漆(すきうるし)で塗り上げたのが始まり。その後板を立体的に仕上げる曲げの技法、透明で木肌の持つ美しさを生かす透漆の製法が磨かれた。
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飛騨の家具®
問合せ先:協同組合 飛騨木工連合会
Tel:0577-32-2100
大
正時代より豊富に自生していながら、無用の長物とされていたブナ材を西洋から伝わった技法を活用し、曲げて作っていた飛騨の家具。当時は、曲げじわの発生や塗装が剥げるなど苦難が連続したが、もくもくと試行錯誤を続けながら家具は作られた。その真摯なものづくりの精神は現在にも受け継がれ、正当にそのブランドは評価され、全国1位の木製いす・テーブルの産地となっている。
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飛騨・高山
秋の文化・産業フェスティバル
問合せ先:飛騨・世界生活文化センター
Tel:0577-37-6111
毎
年秋に開催され、飛騨の家具のアウトレット市や岐阜の学生家具作品や岐阜・飛騨のデザインなどが展示される。創意工夫に富んだインテリアデザインに触れる絶好の機会として、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーを目指す人たちが注目するイベントでもある。飛騨の味処、各種展示即売会などのイベントが盛りだくさんに行われる。
10月、その雅びに驚く高山祭!
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