冬の旅プラン:鹿角
2月、必見、雪原花火! ヒメマス養殖の和井内貞行を紹介する鹿角市先人顕彰館を起点に巡る。東北力に不可能はないことを深く知る旅 |
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鹿角市先人顕彰館
住所:秋田県鹿角市十和田毛馬内字柏崎3-2
Tel:0186-35-5250十和田湖に流れ入る川はなく、魚はいなかった。現在、十和田湖の大きな観光資源となっているヒメマス釣りは、安政4(1858)年、秋田・鹿角(かづの)に生まれた和井内貞行の養魚事業によって生み出された。何度も失敗を繰り返し、それでも研究をかさね、稚魚の放流から成魚の回帰を成功させた和井内の東北力が、本館で紹介される。
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大湯ストーンサークル館
住所:秋田県鹿角市十和田大湯字万座45
Tel:0186-37-38224000年前の縄文後期の遺跡、大湯環状列石。隣接する掘立柱建物や周囲から出土した祭祀の遺物などから、葬送儀礼や自然に対する畏敬の念を表す儀式を行った「祭祀施設」だったと考えられている。円環的、同心円状の世界観の中で、自然と生命が循環することを、本館はわかりやすく伝えてくれるのだ!
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十和田錦見の滝
住所:秋田県鹿角市十和田大湯
問合せ先Tel:0186-23-2019(十和田八幡平観光物産協会)大湯ストーンサークルを構成する列石は、大湯の川が洗った石である。水量豊富な大湯川沿いには、滝の名勝がいくつも続く。板状で規則正しい割れ目・節理の岩肌に、霧のようにしぶきを散らす錦見の滝。巨大な絶壁を割るかと思えば、静かに落ちる時もある銚子の滝。自然と生命の循環にかさなる、常にカタチを変え躍動する日本の美がある。