5月、大獅子登場、酒田祭!

2013年4月4日

夏の旅プラン:酒田

5月、大獅子登場、酒田祭!
酒田大火の復興ではじまる祭。土門拳記念館を起点に酒田を旅して、土門拳の思いや願いの温度や湿度を感じる旅
  • 酒田まつり
    酒田まつり
    問合せ先:酒田市観光物産課
    Tel:0234-26-5759

    内三大まつり、上下日枝神社の例大祭「山王まつり」として、慶長14年(1609)から続く。昭和51年(1976)に発生した酒田大火の復興と災害防止の願いから、昭和54年から市民のまつりとして「酒田まつり」となる。約50台の山車(だし)行列があり、親が子供を大獅子の口の中に入れ、噛んでもらおうと集まる。大小合わせて8体の大獅子ファミリーがまつりを盛り上げる。                       

  • 土門拳記念館
    土門拳記念館
    住所:山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
    Tel:0234-31-0028

    門拳は、昭和49(1974)年に酒田市名誉市民第1号となる。そして土門は自分の全作品を郷里酒田市に贈る。酒田市は酒田大火の復興に取り組みつつ、市街地から4kmの飯森山地区に、昭和58(1983)年、土門拳記念館を設立した。館を囲む飯森山公園は、秀峰鳥海山をのぞみ、四季折々美しく緑に囲まれ、ピクニック冒険広場で遊べる市民の憩いの場だ。どんな時も、心が折れないモチーフを被写体とする土門拳だから。

  • 旧鐙屋(あぶみや)
    旧鐙屋
    あぶみや

    住所:山形県酒田市中町1-14-20
    Tel:0234-22-5001

    戸期の酒田湊の発展は、「酒田三十六人衆」が組織した町政と経済活動による。その町政システムは、頼朝との奥州合戦の後、藤原秀衡(ひでひら)の遺族を守り庄内に来た奥州藤原遺臣三十六騎が始めた船問屋に由来する。自衛の伝統、自治の精神。北国一番の米の買入をする酒田三十六人衆の鐙屋は、井原西鶴日本永代蔵に登場する。食文化を大切にすると金が溜まると。     

  • 酒田のラーメン
    酒田のラーメン
    問合せ先:酒田市麺類協同組合
    Tel:0234-26-0141(新月)

    戸期、商売で酒田の鐙屋を訪ねると、飯は食ったか?とまずは台所に通される。うまい!庄内平野、日本海の豊さがふんだんのおもてなし。現代の酒田、トビウオやカツオブシ、サバブシ、煮干し、こんぶ等豊富な海鮮ダシを基本に、豚コツや鶏ガラ等、シイタケやネギの野菜類を加え、旨味がからみ合った酒田のラーメンのスープがそれだ!自家製麺比率が8~9割と日本一のこだわりだ。

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