秋の旅プラン:平戸
10月、真剣に平戸くんち! 「負けに不思議の負けなし」を残した平戸藩藩主、剣の達人松浦静山。平戸神楽に剣舞あり。あなたに不思議の勝ち来る! |
-
平戸城
住所:長崎県平戸市岩の上町1458
Tel:0950-22-2201平戸城は、山鹿流の縄張り設計による日本唯一の平山城。山鹿流とは軍学者山鹿素行の創始した学派。素行は朱子学を学び、そして批判し、播磨の赤穂藩に預けられ、当地で藩士の教育にあたる。元禄15年(1703)、忠臣蔵の本所吉良邸討ち入り後、山鹿流(やまがりゅう)は実践的な軍学、と評判が立つ。五代藩主松浦棟(たかし)の平戸城築城は宝永元年(1704)である。
-
平戸ザビエル記念教会
住所:長崎県平戸市鏡川町269
問合せ先Tel:0950-22-4111(平戸市役所)忠敬が平戸にくる260年以上前の天文19(1550)年の夏に、宣教師フランシスコ・ザビエルが鹿児島・薩摩からやって来る。わずか2ヵ月ほどの滞在であった。ザビエルとは、スペイン・バスク語の「家」を表す。平戸には隠れキリシタンが残る。本教会はそのザビエルの足跡を記念する。平戸で一番の景観、寺院と教会の見える風景を構成する。
-
公益財団法人 松浦史料博物館
住所:長崎県平戸市鏡川町12
Tel:0950-22-22362年の滞在後日本を去ったザビエルからほぼ50年後、イギリス人航海士であり徳川家康の外交顧問となるウィリアム・アダムスが九州に漂着する。なんとロッテルダムからマゼラン海峡を越えて、太平洋を横断しての来日である。家康没後、江戸幕府が対外貿易を平戸と長崎に限ったことにより、アダムスも平戸にやって来る。本館周辺は彼の活動拠点だった。