ん割烹なか川は、足利学校や源氏足利氏の菩提寺、鑁阿寺より徒歩1分にある。足利市生まれの詩人で書道家の相田みつをのお気に入りが、なか川の甘露煮。今はその甘露煮が入ったにしんそばがある。もちろん甘露煮の持ち帰りもできる。工夫と手間をかけて、普通にすごいことをする足利文化。ほっとあたたまる。相田みつをの詩はこの環境と食事から生まれた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

年中空の下、こころみ学園のワイン醸造場　ココ・ファーム・ワイナリーでは、寡黙な農夫たちが、葡萄畑で、醸造場で、一生懸命働いている。こころみ学園は、指定障害者支援施設である。少年たちによって開かれた葡萄畑は、開墾以来、除草剤が撒かれず、2007年より100％日本の葡萄からワインをつくる。このワインは世界に通用するワインである。

さ92,000㎡のこのフラワーパークには、樹齢145年を超える4本の大藤、長さ80mの白藤、きばな藤のトンネル、他にもバラやツツジなど、四季折々の花が楽しめる「花の芸術村」がある。豪快であり華麗。これらの芸術的な花の庭園の展開とスケール感には驚かされる。そしてこれらが人の手によることを知るともっと驚かされる。

年11月23日に足利学校で開催される、孔子とその高弟を祀る儀式。釋奠にあわせ、足利学校と周辺で「足利学校さままつり」として、漢字段位試験、手打ちそばの販売、骨董市、手織り体験などの各種イベントを開催する。また随時、方丈や書院で、孔子の教えが記されている論語の素読が行われている。