GW、謙信再臨、米沢上杉まつり!

2013年4月3日

春の旅プラン:米沢

GW、謙信再臨、米沢上杉まつり!
応仁の乱後の都振りを語る洛中洛外図の謎解きにかさね、魔王信長をも恐れさせた謙信の質感を深掘る旅
  • 米沢市上杉博物館
    米沢市上杉博物館
    住所:山形県米沢市丸の内1-2-1
    Tel:0238-26-8001

    信が亡くなり、秀吉によって福島県・会津に移され、家康によって米沢に移された上杉家は、謙信に関する書状も上杉家文書として大切に保管していた。現在は本博物館で保管され、展示紹介される。その文書が伝える謙信の実像は、極めて緻密。一陣の風のごとく動く謙信は、その前には十分に準備をしている。仮に勝ちに不思議はあっても、負けには不思議はない。

  • 長岡天満宮
    曹洞宗 春日山 林泉寺
    住所:山形県米沢市林泉寺1-2-3
    Tel:0238-23-0601

    が原の戦いのあと、会津から米沢へ移った上杉家が苦節に直面する中で、上杉家の菩提寺として越後にあった林泉寺を、1617年、米沢城の南に移転建立したのがこの寺院である。その庭園は春日山麓のごとく、四方の斜平山を借景とした雄大なつくりで造形した。そして「不識庵」と名乗った謙信公をまた偲ぶ。                          

  • 法音寺 毘沙門堂
    法音寺 毘沙門堂
    住所:山形県米沢市御廟1-5-32
    Tel:0238-22-2095

    音寺は真言宗豊山派(ぶざんは)の寺院で、もとは越後国南魚沼郡八海山の麓にあって、上杉家の移封に伴い、越後から会津、そして米沢城二の丸へと移る。その毘沙門堂の本尊は、泥足毘沙門天尊。もとは越後春日山城本丸北側にあった毘沙門堂の本尊で、謙信が最も崇拝し日々祈りを込めた仏像であった。本像は北の守護神であり、上杉一党の結束のシンボルである。

  • 米沢上杉まつり
    米沢上杉まつり
    問合せ先:米沢四季のまつり委員会
    Tel:0238-22-9607

    しい冬が終わり、春が訪れる米沢で開催される祭り。上杉神社の例大祭と開幕パレードで始まり、米沢市内の舞踊集団はじめ千人もの踊り手が色とりどりの衣装で満開の桜の下、華やかに踊り歩く。謙信は合戦前に護摩堂に入り供養を行い、神の水と言われる五沾水(ごてんすい)を受ける儀式を行った。その儀式も再現され、上杉武者軍団が祭りに堂々と登場する。

GW、謙信再臨、米沢上杉まつり!

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