春の旅プラン:米沢
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GW、謙信再臨、米沢上杉まつり! 応仁の乱後の都振りを語る洛中洛外図の謎解きにかさね、魔王信長をも恐れさせた謙信の質感を深掘る旅 |
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米沢市上杉博物館
住所:山形県米沢市丸の内1-2-1
Tel:0238-26-8001謙信が亡くなり、秀吉によって福島県・会津に移され、家康によって米沢に移された上杉家は、謙信に関する書状も上杉家文書として大切に保管していた。現在は本博物館で保管され、展示紹介される。その文書が伝える謙信の実像は、極めて緻密。一陣の風のごとく動く謙信は、その前には十分に準備をしている。仮に勝ちに不思議はあっても、負けには不思議はない。
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曹洞宗 春日山 林泉寺
住所:山形県米沢市林泉寺1-2-3
Tel:0238-23-0601関が原の戦いのあと、会津から米沢へ移った上杉家が苦節に直面する中で、上杉家の菩提寺として越後にあった林泉寺を、1617年、米沢城の南に移転建立したのがこの寺院である。その庭園は春日山麓のごとく、四方の斜平山を借景とした雄大なつくりで造形した。そして「不識庵」と名乗った謙信公をまた偲ぶ。
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法音寺 毘沙門堂
住所:山形県米沢市御廟1-5-32
Tel:0238-22-2095法音寺は真言宗豊山派(ぶざんは)の寺院で、もとは越後国南魚沼郡八海山の麓にあって、上杉家の移封に伴い、越後から会津、そして米沢城二の丸へと移る。その毘沙門堂の本尊は、泥足毘沙門天尊。もとは越後春日山城本丸北側にあった毘沙門堂の本尊で、謙信が最も崇拝し日々祈りを込めた仏像であった。本像は北の守護神であり、上杉一党の結束のシンボルである。