板名画美術館。逸楽と飽食の古代ローマから現代に至るまでの西洋美術史が理解できるように順を追って展示されている。近代では、18〜19世紀のイギリスを代表する国民的画家で風景画を描いたターナーも紹介される。ターナーは、イングランド北部、氷河期の痕跡も残る湖水地方も描く。古代ローマに征服された自然崇拝ケルト文化の地である。

鳴門橋を渡った対岸の淡路島にあるテーマパーク。イングランド北部湖水地方の風景が広がるイングランドエリアがある。自家製グルメやパン作りなどの手作り体験教室、菜園での収穫体験、小動物とのふれあいや季節の花々が楽しめる。湖水地方のケルト文化は、自然を崇拝し、あえて文字を使わず口承で歴史を伝えた。日本文化にかさなる文化だ

年8月9日から3日間、県内トップをきって盛大に繰り広げられ鳴門の阿波おどり。徳島市の有名連も参加して、阿波おどりの季節を幕開ける。そして屋内ホールでは鳴門市選抜阿波おどり大会も開催される。日本の逸楽の阿波おどりは、香川・讃岐の雨乞いの踊りを、鎌倉期に法然が、踊り手と歌い手が分かれる念仏踊りに転換したのがベースと言われる。

イツ館は、第一次大戦時、板東俘虜（ばんどうふりょ）収容所（1917-1920）で過ごしたドイツ兵の生活や活動の様子を展示した史料館。日本人とドイツ人の間に、互いに尊敬しあう良き関係を築いた心温まる歴史を伝える。お遍路文化と地域に根付くお接待の心に国境はないのだ。