11月、とんちでご招待!

2013年4月2日

秋の旅プラン:京田辺

11月、とんちでご招待!
一休さんの母は、南朝の宮廷女官。京田辺は、吉野と京都をつなぐ中間点。この歴史をどう解く?一休さんに挑戦する旅
  • 酬恩庵(一休寺)
    酬恩庵(一休寺)
    住所:京都府京田辺市薪里ノ内102
    Tel:0736-56-2734

    元元年/建武3(1336)年の後醍醐天皇の吉野転居からはじまる南北朝時代は、56年の時を経て、南朝の後亀山天皇が、北朝の後小松天皇に三種の神器を渡し、南北朝合一が実現し終わる。そして、後小松天皇と南朝の宮廷女官の子供と言われるのが、一休禅師宗純である。遺偈が所蔵される当庵では、風狂の美の一休禅師の面影が偲ばれる。 

  • 漬物「一休寺漬け こなすちゃん」
    漬物「一休寺漬け こなすちゃん」
    問合せ先:京田辺市観光協会
    Tel:0736-56-2011

    休寺納豆は、大豆やこうじを発酵させて、木桶で漬け込んだ食品。室町時代に、一休宗純が中国から製法を持ち帰ったと伝わる一休寺の名物。そして京田辺は、ナスの産地。地元特産の田辺ナスや一休寺納豆を生かした漬物が「一休寺漬け こなすちゃん」である。味わい深く、お茶漬けでもさっぱりと頂けて、さらにひらめきの味がすると評判だ!

  • 一休とんち大賞
    一休とんち大賞
    問合せ先:京田辺市観光協会
    Tel:0774-68-2810

    町時代の下剋上の世の中で、体制に屈せず、自分の生き方を貫いた一休和尚が晩年を過ごした京田辺市。一休さんのまち「京田辺市」を全国にPRするため、一休和尚生誕600年記念にあたる平成4年から、毎年開催されている観光協会の名物事業。こばなしの部・エッセイの部、川柳の部があり、入選者は11月3日に京都・京田辺市での授賞式に招かれる!

  • 甘南備山
    甘南備山
    問合せ先:京田辺市観光協会
    Tel:0774-68-2810

    田辺には、平安京造営時、北の船岡山と結んだ線を基に朱雀大路を造ったとも言われる、標高217mの甘南備山がある。山頂付近の式内甘南備神社は今昔物語に登場し、周辺には継体天皇の「筒城宮」があったと記紀に記載される。一帯は森林公園で、四季折々の風情と、八幡市から京都市街地までの眺望が楽しめる。日本の知の母型がうかい知れる。  

11月、とんちでご招待!

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