春の旅プラン:下田
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5月、黒船祭で変身、幕末体験! 龍野藩主 |
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ハリス記念館(玉泉寺境内)
住所:静岡県下田市柿崎31-6
Tel:0558-22-1287龍野藩主脇坂安宅(わきさか やすおり)は、ペリー来航時は京都所司代、初代駐日領事ハリスの江戸城来訪の際は老中である。大統領親書を手渡す将軍謁見。安政3(1856)年来日後、1年以上の艱難辛苦を超えた冬の日の大きな転換点だった。本館所蔵のハリスの愛用品や柿崎村名主・浜田与平冶の日記が、その実直なる人柄と苦難を語る。
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ハリスの小径
問合せ先:下田市観光協会
Tel:0558-22-1531安政5(1858)年夏、ついに日米修好通商条約調印。その後ハリスに病が出る。彼は貿易商でプロの外交官ではなく、国交を開いても朝廷と幕府の行政主権の問題が絡み合い、意図する交渉成果が得られず過ごした日々に疲れが蓄積。この時に登場するのが、唐人お吉であるが、本当にハリスを癒したのはこの小径の景観だった。
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上原近代美術館
住所:静岡県下田市宇土金341
Tel:0558-28-1228安政4(1857)年、江戸城将軍徳川家定(いえさだ)謁見のためハリスが越えた、下田の静かな山間に佇む美術館。本館は、モネやピカソらの西洋近代絵画をはじめ、梅原龍三郎、須田国太郎、川合玉堂、東山魁夷らの日本近代絵画を収蔵。伊豆の山々に囲まれながら、日本の近代の息吹を、絵画とともにゆっくりと味わうことができる。