秋の旅プラン:長浜
10月、普段着でアートインナガハマ! 琵琶湖の北端、沖合に浮かぶ神の島、竹生島。長浜では芸術版楽市楽座が開催。過去と明日を今感じる長浜の旅 |
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葛籠
尾崎湖底遺跡資料館
住所:滋賀県長浜市湖北町尾上162
Tel:0749-79-0407湖底から大正13(1924)年に漁師によって引き上げられた風化を免れた縄文・弥生土器。この遺跡はどこにあって、海底に千年以上眠ることになったのか?鍵は鎌倉時代の乾元元(1302)年に作成された古図「竹生島図」だった。土器を分析し地形を検証し、岬南端の崩落が原因と指摘された。本資料館で、自然による文化財保全が語られる。
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竹生島
住所:滋賀県長浜市早崎町
問合せ先Tel:0749-62-4111(代)(長浜観光協会)鎌倉期の古図「竹生島図」の竹生島は、琵琶湖の北端近く、長浜市の沖合に浮かぶ周囲2kmの断崖に囲まれた島。神の島。琵琶湖の女神、浅井姫命と弁才天が習合する歴史がある。平安期宮廷で詠われ、平家物語の舞台ともなる。その深緑の沈影は、琵琶湖自身に意思があり、人が伺い知れぬ世界が存在する象徴ともされた景観である。
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国友鉄砲の里資料館
住所:滋賀県長浜市国友町534
Tel:0749-62-1250長浜は日本の中世を終わらせる。品質が渡来の火縄銃を上回る国友鉄砲を生産した。平和な時代の江戸期、国友一族の一貫斎は、天空を観察する反射望遠鏡を作った。そして月面観測図をつくり、太陽の黒点観測図も精度の高い記録を残した。湖底には古代の刻が保全され、天空には遥かなる刻が記されている。一貫斎の望遠鏡は、今も鮮明に天空が見えるのだ。