秋の旅プラン:小樽
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秋SLニセコ号とオリジナルワイン! 北のオホーツク海文化と南の続縄文文化が出会った場所、市立小樽美術館を起点にはじまる小樽の旅 |
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手宮洞窟保存館
住所:小樽市手宮1-3-4
Tel:0134-33-2523(小樽市総合博物館)小樽市総合博物館・本館に隣接する手宮洞窟保存館には、アムール河周辺の岩壁画と類似する、およそ1600年前頃に描かれた陰刻画が保存展示される。 この彫刻が刻まれた時代は、発掘調査により、今からおよそ1,600年前頃の続縄文(ぞくじょうもん)時代中頃~後半の時代。小樽は、南下した北方の文化と続縄文文化が出会った場所なのだ。
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市立小樽美術館
住所:北海道小樽市色内1-9-5
Tel:0134-34-0035中世、オホーツク海と続縄文文化が出会った小樽は、近世には京・大坂に海産品などを送る北前船の拠点となり、また京・大坂の畿内文化が北上する北限ともなる。近代になり日本画家・筆谷等観が登場する。筆谷の風景画は仏教画の陰影に温かさを感じさせる。不思議。小樽の場所文化を紹介する作品が揃うのが、本美術館である。
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小樽市総合博物館 運河館
住所:北海道小樽市色内2-1-20
Tel:0134-22-1258最後の氷河期が終わった1万年ほど前から始まったとされる縄文文化は、時代や地域毎に特色ある発展を遂げ、広範囲なネットワークも構築した。運河館の展示室では、3500年前の縄文後期の遺跡である「忍路土場」遺跡から出土した漆塗りの櫛や、バラエティーに富む形態の土器・、石器などをわかりやすく展示している。