秋SLニセコ号とオリジナルワイン!

2013年4月1日

秋の旅プラン:小樽

秋SLニセコ号とオリジナルワイン!
北のオホーツク海文化と南の続縄文文化が出会った場所、市立小樽美術館を起点にはじまる小樽の旅
  • 手宮洞窟保存館
    手宮洞窟保存館
    住所:小樽市手宮1-3-4
    Tel:0134-33-2523(小樽市総合博物館)

    樽市総合博物館・本館に隣接する手宮洞窟保存館には、アムール河周辺の岩壁画と類似する、およそ1600年前頃に描かれた陰刻画が保存展示される。 この彫刻が刻まれた時代は、発掘調査により、今からおよそ1,600年前頃の続縄文(ぞくじょうもん)時代中頃~後半の時代。小樽は、南下した北方の文化と続縄文文化が出会った場所なのだ。

  • 市立小樽美術館
    市立小樽美術館
    住所:北海道小樽市色内1-9-5
    Tel:0134-34-0035

    世、オホーツク海と続縄文文化が出会った小樽は、近世には京・大坂に海産品などを送る北前船の拠点となり、また京・大坂の畿内文化が北上する北限ともなる。近代になり日本画家・筆谷等観が登場する。筆谷の風景画は仏教画の陰影に温かさを感じさせる。不思議。小樽の場所文化を紹介する作品が揃うのが、本美術館である。       

  • 小樽市総合博物館 運河館
    小樽市総合博物館 運河館
    住所:北海道小樽市色内2-1-20
    Tel:0134-22-1258

    後の氷河期が終わった1万年ほど前から始まったとされる縄文文化は、時代や地域毎に特色ある発展を遂げ、広範囲なネットワークも構築した。運河館の展示室では、3500年前の縄文後期の遺跡である「忍路土場」遺跡から出土した漆塗りの櫛や、バラエティーに富む形態の土器・、石器などをわかりやすく展示している。                           

  • SLニセコ号のオリジナルワイン
    SL・リゾート列車オリジナルワイン
    問合せ先:JR北海道 客室乗務員センター
    Tel:011-261-6819(10:00-18:00)

    館本線 札幌駅−蘭越駅間で、秋に臨時運行される蒸気機関SLニセコ号。車内では、小樽からニセコまでの果樹栽培地帯で育てられた白ワイン用葡萄品種「ナイヤガラ」、赤ワイン用品種「キャンベルアーリ」を原料とし、小樽のワイナリーで造られたオリジナルワインが販売され、車窓から望む景色とともにたっぷり秋を味わえる。北と南の文化が出会う小樽の歴史も実感できる!

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