ゴアの教会群と修道院群

2013年3月12日

世界遺産+

インド・ゴアの教会群と修道院群
Churches and Convents of Goa

State of Goa
      

ルトガルの大航海時代を伝える

      

インド最大都市ムンバイの南方、アラビア海に面する密林を開き建てられた16世紀のキリスト教施設。1498年にポルトガル人バスコ・ダ・ガマが喜望峰を回るインド航路を発見し、1510年にはポルトガル軍がゴアを占領し植民地とする。リスボンの再来といわれる町をつくり、アジア貿易の拠点とする。インドの伝統的な木彫の祭壇を持つキリスト教会が作られ、イエズス会のボン・ジェズス教会には聖フランシスコ・ザビエルが安置される。
©2013 UNESCO
  • 和58年に設立された種子島の歴史や民俗、自然を資料やジオラマ、写真などで紹介する総合博物館。ポルトガルから初めて伝来した銃や国産第1号とつたわる銃の他、国内外の古式銃約100点が展示され、「鉄砲館」とも呼ばれる。天文12(1543)年に漂着したポルトガル人がマラッカ銃を種子島に伝来させ、日本の近世が大きく展開。          

  • 阪・堺にある仁徳天皇陵古墳をはじめとする百舌鳥古墳群の出土品から、中・近世自由都市の堺に関する都市資料や鉄砲などの交易品、堺出身の千利休などの資料を展示紹介する。南蛮貿易において堺は「アジアのベニス」と賞賛される、国際港市運営の仕組みが紹介される。                                       

  • 国時代から江戸時代に鉄砲の生産地として栄えた国友の歴史資料を保存し紹介する博物館。火縄銃、国友鉄砲を大量に展示し、東洋のエジソンといわれ天体望遠鏡を開発した国友一貫斎ら国友の偉人・文化人を紹介する。天文13(1544)年細川晴元らと争い都を離れ、近江にいた第12代将軍足利義晴の依頼で開発したのが、機能美の国友銃のはじまり。     

ゴアの教会群と修道院群

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