2014 JALスカイアンバサダー(鹿児島)
塩村 絵(SHIOMURA KAI)
塩村 絵(SHIOMURA KAI)
鹿児島薩摩切子
斉彬 ガラス重ねて 世界見る
薩摩切子は、カット文様に色ガラスを被せ、日本風のぼかし効果を生み出す。
世紀を超えた再興、そして創意へ
厚手の色ガラスを緩やかな角度で削ることで生まれる“ぼかし”が薩摩切子の特徴。19世紀中頃、貿易を視野に入れて開発されました。薩英戦争や幕末の動乱の中で一度は衰退しましたが、約100年の時を経て復元されました。現在では復元品に加え、現代の生活様式にアレンジした創作品・二つの色の変化を楽しめる二色被せも制作されています。
大伴連(おおとものむらじ)家 武人・歌人
大伴旅人(たびと 665-731)
大伴旅人(たびと 665-731)
隼人(はやひと)の 瀬戸の巌(いはほ)も 鮎走る 吉野の滝に なほしかずけり
(鹿児島県阿久根市と長島との間の海峡で巨岩が集う)薩摩の瀬戸の魅力も、(都を思う私には)生き生きと鮎が泳ぐ吉野の滝の魅力には及ばない。家持の父、旅人は、隼人反乱軍の鎮圧のため、都の奈良から将軍として、養老4年(720)に大隅国国府、鹿児島・霧島市に遠征。その途上に歌を詠みます。
(公財)鹿児島観光コンベンション協会
日本の南の玄関口鹿児島市。薩摩藩主島津斉彬公が、積極的な西洋技術の導入を図った集成館事業の工場群跡等が、現在世界遺産登録をめざしています。維新ふるさと館では、篤姫や西郷隆盛、大久保利通が活躍した幕末から明治維新を体感。錦江湾の中央で噴煙を上げる桜島では、溶岩を組んだ窯でのピザ焼き、世界最大の大根の収穫と感動もダイナミック!