日本の美は、
道理と都合の間も
取り持つ。
松林図屏風 長谷川等伯(トウハク)
安土桃山時代 16世紀 東京国立博物館蔵
粗いソクヒツ(速)筆で大胆に描く、
閑静で奥深い表現。
モヤに包まれ見え隠れする松林に、
何気ない風情。
故郷の石川・七尾の海岸とも重なる、
息子と死別した頃の作品。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO
大阪歴史博物館
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