国宝は情報で、
美は実感。
美の認識は、揺るぐもの。
青磁茶碗 銘 馬蝗絆(バコウハン)三井高大寄贈
中国・南宋時代 13世紀 東京国立博物館蔵
日本に伝わる青磁茶碗を代表する。
銘は、カスガイ(鎹)を馬の背のイナゴ(蝗)に見立て。
室町時代将軍足利義政(1436-1490)が、
ひび割れた茶碗の代品を中国・明に求める。
しかしこれほど優れた品はもう作れないと、
鉄のカスガイで修理の上、戻された名品。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO
四万十市郷土博物館
https://gotokyoonline.org/sustainable-coexistance-b/