危機一髪、追い詰められて、
見立てが滑走路。
イマジネーションが命を救う。
利休 竹一重(イチジュウ)花入 銘園城寺(メイ オンジョウジ)松平直亮氏寄贈
安土桃山時代 天正18(1590)年 東京国立博物館蔵
豊臣秀吉の小田原攻めに従った利休が、
陣中の茶会用に作る。
高さ33.4cm、太さ10.6cm、真直ぐな竹。
前面に花を生きる窓に、一重切れ込む簡素な花入。
大津・園城寺「弁慶の引き摺り鐘」のように、
表面に、ヒワレ(干割れ)がまたある。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。#GOTOKYO
サンリツ服部美術館
https://gotokyoonline.org/sustainable-mind-b/