「削り・磨く」の途中に、輝きなし。
それはまた美のツネ。
切れるな、切れるな、切れるな!
金銅灌頂幡(カンジョウバン) 法隆寺献納宝物
飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵
ニョライと左右のボサツ像(如来三尊像)、
優美に舞う天人たち。
精緻にデザインを切り透かし彫る、透彫と
細い線を彫る、毛彫りで表現される。
日本金工史上、最高傑作は、
ひたむきに、ひたむきに磨き上げられた。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。
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藤原啓記念館