漱石、我輩は猫である。名前はまだない。
私も猫である。名前はまだない。
ワッ、美を捉えるヒゲ伸びる!
グレ-風景 浅井忠
明治34(1901)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈
佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、
文明開化でフランスに留学した浅井。
19世紀半~20世紀前半芸術村が、フォンテーヌブローの森周辺にあった。
若い画家たちは、光の微妙な変化が現れる水辺に写生地を求め、
川に面したグレーは、第二のバルビゾン村となる。
浅井はグレーで、屋外での写生を日課とする。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。
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甲山森林公園