禅は境地ではなく、行為。
日々は、悟りを優先する。
印可状 流れ圜悟(ながれえんご) 圜悟克勤筆
中国・北宋時代 12世紀 東京国立博物館蔵
中国(北宋・南宋)の皇帝に尊敬された
禅僧、圜悟克勤(エンゴ コクゴン1063-1140)が、
悟りを開いたと認めた弟子に、与えたお墨付きの書。
その書が鹿児島・坊津(ボウノツ)海岸に流れ着く。
またの名が生まれる、流れ圜悟。
何があっても、淡々と、—偉大な茶人が愛した書。
色褪せぬ美を伝える、
シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。
GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/CLEARANCE 永平寺