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アキバからミラノへ

2014年12月23日 • 特集

UMAMIはエレガント!
デンマークの作家、アイザック・ディネーセン作 バベットの晩餐会(Babette’s Feast)
 主人公バベットは、パリの有名店の女性シェフだった。不条理にもパリで家族を奪われ小さな漁村へ逃亡。そして長らく逃亡生活を助けてくれた家族とその友人が懐かしい記憶を取り戻すために、パリに戻れる当たった宝くじのお金を全て使い一夜の晩餐、ディナーを用意する。でもバベットはお金では買えないMy+(私の地域)を手にしたのだった。


「UMAMIと記憶」 社会遺産学芸員ガール 岡田奈々(AKB48) 

アキバはエレガント!
AKB48劇場の裏手には、現代に蘇った埋もれた記憶、200年前の江戸時代の石垣があります。ひとつひとつ組み合わせ積み上げて持続する。
 戦後日本占領軍司令部 GHQの指導で、焼け野原の東京の路上から排除された露天商に、秋葉原駅から御徒町駅の高架下に屋根のあるスペースを当時の国鉄(現在のJR東日本)が提供し「世界のアキバ」への歴史が始まります。
 ひとつひとつは小さくても、連なるおもてなしで、オイルショックやバブル崩壊を超えて世界が認める地域となる。エレガントは、小さな思いが組み合わせ積み上げられて宿るもの。そして時空を超えて持続するもの。

2アキバからミラノへ

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