- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-熊本県立装飾古墳館
- 2021年8月27日 • 特集
-
9004年前、メソポタミア、 灌漑農業システムの都市文明が登場。 日本の古墳は、都市文明に属する。 斑鳩(イカルガ) GO TOKYO ONLINE ロケ地 飛鳥と法隆寺をつなぐ太子道(筋違道スジカイミチ)は、 北北西に20度ズレ、真っ直ぐに延びる道。 斑鳩は、大和川の水運で難波とつながる都市として設計。 古代ソポタミアやペルシャでは、 冬至の日に、豊穣を司る水の神星、シリウスと 正対する北北西に20度上に神殿都市が作られた。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/FIRE熊本県立装飾古墳館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-熊本 旧細川刑部邸
- 2021年8月26日 • 特集
-
抜かずの刀身。 ツネに磨き、また研ぐ。 不断が、サムライの美を保つ。 群鳥文(グンチョウモン)兵庫鎖太刀(ヒョウゴクサリノタチ) 号 上杉太刀 太刀 銘 一 鎌倉時代 13世紀 東京国立博物館蔵 上杉家から三島大社に奉納された太刀、 刀を下げる帯、金属で編む兵庫鎖。 サヤには、漆の上に多くの金粉を蒔き研ぎ出し、 つがいの鳥文様を、少し浮かび上がらせ、 ツバには、飛ぶ鳥を透し彫り。 古来珍重される太刀の福岡一文字派により、銘は一。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SAMURAI/ZEN熊本 旧細川刑部邸 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-九州国立博物館
- 2021年8月26日 • 特集
-
スマートな情報化時代。 日本の美、 脈動の温もり。 伊万里焼のぞきからくり 江戸時代 18−19世紀 九州国立博物館蔵 透かし彫りが美しい伊万里焼の箱の内には、 卓袱(しっぽく)料理風の膳を置き、 その周囲に羽織姿の男子、 三味線・鼓・琴を奏でる女子や、扇をかざす女子、 ウタゲの様子、楽しそう。 科学技術の普及と見世物の流れを示す。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/SILK ROAD九州国立博物館 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-金鱗湖散策路
- 2021年8月26日 • 特集
-
仏教はもともと電磁的。 遥か時空を超え、移動できる。 境地(キョウチ)と呼ぶ。 藤原道長金銅経筒 金峯(キンプ)神社蔵 平安時代 寛弘4(1007)年 京都国立博物館寄託 寛弘4(1007)年、藤原道長が奈良の金峯山に参詣し、 山頂に埋納の法華経を入れた、銅製高さ36.4cmの経筒。 フタはちょうどお茶筒のようにすっぽりとかぶり、 金があつく塗られた表面には線刻された文字。 納めた経典の趣意が、503字にわたって記される。 寛弘5(1008)年、娘彰子(ショウシ)、待望の皇子出産! 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ISLANDS/FOREST金鱗湖散策路 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-金峯神社
- 2021年8月25日 • 特集
-
「削り・磨く」の途中に、輝きなし。 それはまた美のツネ。 切れるな、切れるな、切れるな! 金銅灌頂幡(カンジョウバン) 法隆寺献納宝物 飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵 ニョライと左右のボサツ像(如来三尊像)、 優美に舞う天人たち。 精緻にデザインを切り透かし彫る、透彫と 細い線を彫る、毛彫りで表現される。 日本金工史上、最高傑作は、 ひたむきに、ひたむきに磨き上げられた。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/SKY 金峯神社 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺
- 2021年8月25日 • 特集
-
道理と理屈。 道理は通る、理屈は捏(コ)ねる。 神仏は道理を説き、 美に理屈はない。 須恵器 装飾付脚付広口壺 福井県美浜町獅子塚古墳出土 古墳時代 6世紀 東京国立博物館蔵 5世紀朝鮮半島南部から渡来した須恵器は、 ロクロを使い窯で焼く。 防水性が高いが、煮炊きに不向き。 脚のついた壺の肩に、 横向きに3頭、縦向きに3頭の動物をレイアウト。 横向きはタテガミで馬のよう、縦向きは犬のよう。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SYNCRETISM/EMBODIMENT金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-金刀比羅宮
- 2021年8月25日 • 特集
-
武士は名残り、 町衆は見返り。 それらの美の源は、 みなお影さま。 見返り美人図 菱川師宣(ヒシカワモロノブ)筆 江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵 「浮世絵の祖」菱川師宣、 版画ではなく、筆で描く浮世絵。 江戸オリジナルの様式美、 美人の立ち姿、その一人立ち。 歩みの途中でふと振り返る、 その一瞬を描く。その先には? 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/JOURNEY/MYTHOLOGY金刀比羅宮 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-金沢城
- 2021年8月24日 • 特集
-
黒漆のクールさ、白漆の華麗さ。 施主の好みともに、 天守は政治的であった。 東京国立博物館 本館(正面階段) GO TOKYO ONLINE ロケ地 関東大震災(1923)で被災の赤レンガの旧本館にかわり、 渡辺仁(1887-1973)と内司寮(宮内省)設計、大林組の施工。 正面玄関は大階段。 吹き抜けの格天井、一部は採光する屋根。 大理石の手すりに、アール・デコ・スタイルの照明。 大震災で被災した来館者への想いも重なる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/SUSTAINABLE/TECHNOLOGY金沢城 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-金山巨石群
- 2021年8月24日 • 特集
-
音の高さ(ピッチ)の集まりを、 和音と訳す近代化。 ピッチは調子、多調子は日本の美。 法隆寺 金堂 GO TOKYO ONLINE ロケ地 金堂は法隆寺西院、最古の建築の伽藍(ガラン)。 出の深い軒を、ハリ(梁)やタルキ(架)を支える部材が、 色褪せぬ安定した美を造りだす。 金堂の壁画は7世紀末頃描かれ、 インド・アジャンター石窟群の壁画と共に アジア古代仏教絵画の代表とされる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/ANCIENT/STONE金山巨石群 https://gotokyoonline.org/
- ナショナルトレジャーとGO TOKYO ONLINE-金剛峯寺
- 2021年8月24日 • 特集
-
曼荼羅はマトリックス。 基盤、母岩、そして行列。 曼荼羅とA.Iの違いは、最適解の数だけー 無限か、有限か。 金銅八仏種子五鈷鈴(ハチブツシュシゴコレイ) 平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵 密教(ミッキョウ、秘密仏教)儀式の仏具で、 大いなる存在を、目覚めさせ、喜ばすための鈴。 神秘的な渦巻きの文様はじめ、 いつくもの帯状の文様が側面をめぐる。 知恵の世界と慈悲の世界の仏を象徴する 神聖なる文字が、花の優雅な文様を伴い現れる。 色褪せぬ美を伝える、シンドバットの宝物 (Treasure of Sinbad)。 GO TOKYO ONLINE/COURT/SKY金剛峯寺 https://gotokyoonline.org/