万環百話
腕白小僧と茶室の見方 本から始まる旅(6) |
最近腕白小僧がいなくなったなぁ。紹介される本は「腕白小僧がいた」と「すぐわかる茶室の見かた」。うるさいと心静か、なんで一緒なの?である。腕白小僧のすさ(荒)ぶは、すさ(遊)ぶでスキ(数奇)につながる。腕白小僧も利休もスキはスキ。室町期の「広間の茶室」が、桃山期の「草庵の茶室」に変わるのもこころをすさ(遊)ぶ。腕白小僧も茶人も予定の調和はスキではないのだ。そこで紹介される旅は山形・酒田と京都・八幡である。
本から始まる旅
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