万環百話
旅学協会長松浦正昭の学術調査 頼朝と法然⑭ |
滋賀・長浜大吉寺は、頼朝に直接縁を持つ寺院である。本堂に立つ金色の阿弥陀仏如来立像は何を語るのか。(社)文化力の旅 社会遺産学芸員協会(旅学協会)は、協会長・松浦正昭によるX線調査を行い、仏像の体内に水晶の五輪塔や頭髪などの納入品の存在を突き止めるとともに、極めて高度な造形性と洗練された様式美から、その作者を快慶と想定。法然が没した1212年頃、北条正子が師である法然と夫・頼朝のために、快慶に造立させた可能性が高い。
頼朝と法然
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